年度が替わってからの仕事量がなんかやたらと増えとる。
サラリーマンって4~6月で社会保険料とかの利率が決まったりするじゃないですか。
毎年恒例のそこを狙い撃ちするかのような仕事の増量って正直どうなん?って思うんですけと、もちろん会社も半分負担だからわざとしているわけではないと思うんだけども。
わざとしてないよね?
ともかく残業一番したくない時期に上司から
「今日も残業よろしくネッ☆」
と当然引き受けるかのような一言。(マジでこんなノリ)
というよりもはやベテランになってくるとその一言すらないのが多くなってくる。こちとら平のクゾザコ社員だっつーの!
役職はないのに、なぜか頼られたりカッスいリーダーシップを発揮しなきゃならん立場。
ベテランってやーね。経験値と等級だけはなんか高くて。
そんな立場の人もそうでない人も社畜ならたくさんのストレスを抱えている人、大勢いると思います。
社畜、というのは響きが悪い。ちょっと古いけどここは企業戦士と呼んでおこうか。その方がRPGぽくてこのブログっぽいし。
今回はストレスのエリクサーを探しに行くとしよう。もしくは世界樹の葉(死にかけか)
企業戦士たちよ。エンカウントするストレスと戦うのだ
とにかくストレスはダイレクトにメンタルにまず来る。
体の不調も後から来るには来るけど、その前に精神がブレイキングダウンするので帰宅したら飯風呂寝る以外にタスク処理ができない。
そもそも帰宅時間が遅いんですけどね!
そういう時期は休日もなんとなく潰れる。せっかくの余暇なのにどんな時間を過ごしたか記憶がないまま翌日になってしまう。
ストレスチェックアンケートみたいなのってあるじゃないですか。労働に際して時間や仕事の負担、社内の人間関係とかのチェック入れるやつ。
あれストレス対策のこと考えてほんとにやってんのかなと。
もしかしたら「こいつらどこまでがストレスのボーダーラインだろ」って上級者様が探りいれてんちゃうかと勘繰ってしまう。
ああいったアンケートで重度のストレスがあった人はなんか病院の診察のススメみたいな通知があるらしいんですが幸い自分はまだありません。
要注意みたいな診断はもらったことありますがねHAHAHA!
ワロとんのか泣いとんのかはっきりせえよ。
そういった調査の元締めである厚生労働省のホームページに
ストレスからくる病
という記事があったので一部抜粋してみたいと思います。
以下のような症状が2週間以上続く場合、「うつ」が疑われるそうです。
- 気分の落ち込み、憂鬱な気分
- 趣味などが楽しめない
- 体重の減少または増加、食欲の減少または増加
- 寝つきが悪い、夜中に目覚める、朝早く目が覚めてしまう、どれだけ寝ても眠気が取れない
- 気持ちが焦る、イライラしやすい
- 疲れやすい
- 価値のない人間だと思う、周りに対して申し訳なく思う
- 思考力や集中力が低下する、決断が難しい
- いっそのこと消えてなくなりたいと思う
というような9項目があるそうです。一番下ヤベェな。
さすがに自分はそんな追い込まれたことはない。でも①~⑧までは程度の差こそあれ感じたことあるわ、と思いました。
これが2週間続くかが「うつ」かどうかの分かれ目。
更にこれらが慢性化していくと
ストレス関連疾患(心身症)
という身体面の異常に表れることになったり。
ただここら辺はストレスが起因するのか、単に体の不調による疾患の発症なのかが区別のつきにくいところ。
主に表れる体の部位と症状は以下の通り。
部位 | 主な症状 |
呼吸器系 | 気管支喘息、過換気症候群(過呼吸) |
循環器系 | 本態性高血圧症、冠動脈疾患(狭心症、心筋梗塞) |
消化器系 | 胃・十二指腸潰瘍、過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎、心因性嘔吐 |
内分泌・代謝系 | 単純性肥満症、糖尿病 |
神経・筋肉系 | 筋収縮性頭痛、痙性斜頸(けいせいしゃけい)、書痙(しょけい) |
皮膚科領域 | 慢性蕁麻疹、アトピー性皮膚炎、円形脱毛症 |
整形外科領域 | 慢性関節リウマチ、腰痛症 |
泌尿・生殖器系 | 夜尿症、心因性インポテンス |
眼科領域 | 眼精疲労、本態性眼瞼痙攣(ほんたいせいがんけんけいれん) |
耳鼻咽喉科領域 | メニエール病 |
鹿・口腔外科領域 | 顎関節症 |
企業戦士たちに突如エンカウントする大立者のモンスターシックネス達。名前だけで強者な感じがビンビン伝わってくる。
耳慣れない、わかりにくい症状ので言うと、
痙性斜頸(けいせいしゃけい)は首が上下に傾く捻じれの病気、
書痙(しょけい)は手の震えなどで字が書けなかったり物が扱えなかったりする症状。
メニエール病は耳鳴りや難聴が発作的に起き、反復するように慢性化する内耳疾患です。
本態性眼瞼痙攣(ほんたいせいがんけんけいれん)はまぶたピクピクするあれです。結構なったことある人、多いんじゃないですかね。
医者にかからにゃならん重度のものから判断扱いに困る軽度のものまで結構あったりするけども、
加齢が重なってくるとホントによくわからんくなるな。
果たして腰痛はストレスなのかどうか。
果たして眼精疲労はストレスなのか、スマホの見過ぎか。
果たして薄毛はストr
そりゃただの不摂生からくる禿ですやん
軽い症状なら休めば緩和されるものの、自己診断で放置するのは万病のもと。自分でもおかしいなと思ったらちゃんとそれぞれの疾患に応じた病院に診てもらいましょう。
ストレス対策はぶっちゃけ○○しかない
生活するためには働かなくっちゃならないが、体を壊したら元も子もない。
単身者は背負うものが少なかったり気楽な面があるけど、逆に言ってしまえば頼る人も少なく抱え込んでしまうっていう弱点がある。
逆に家庭のある人は働けなくなったら家族が心身両面からサポートしてくれるけども、経済的に家族に負担をかけてしまうことがますますストレスに拍車をかけたりする結果になるかもしれない。
早めの対処を行うに敷くはなし。
重症化、慢性化になる前にストレスケアはしっかり行いましょう。
というわけで自分的ストレス解消法は次の4つです。
その1:寝る(休む)
寝るべし。ただ寝るべし。
仕事もスマホもブログもすべてかなぐり捨ててただ体と頭を休ませる。これ重要。
プライベートな時間はもったいないとマルチタスクで行動してしまいがち。余計なことをせずしっかりと睡眠をとります。
ただし、必ず時間を決めて必要以上の睡眠時間は極力取らないようにするのがコツ。自分は疲れたときは8時間はながらスマホもせず、何も考えずに眠ることにしています。
その2:食べる(栄養を取る)
食べてストレス解消というのは割とよくありますが、ジャンク、過食はやめましょう。
際限のない暴飲暴食はかえって余計にストレスたまるので絶対にNG!
食べることでのストレス解消ルールは3つ。
- 普段食べないようなおいしいものを食べる。
- 過ごしていて楽しい人と一緒に食べる。もしくは新鮮な環境で食事する。
- 栄養をしっかりと取る。
少しお高い食べ物を食べると間違いなく元気が出ます。楽しく新鮮な時間は心がすっと楽になってまた頑張ろうと思えます。
その際も栄養バランスはしっかり考えるのが重要です。
ジャンク品ばかり食べると必要な栄養素が取れていない可能性があったり、体にさらに負荷をかけてしまいます。
それとおいしいものルールは月に何回かに限定しましょう。私は月1給料日。
栄養は普段の食事でも気を付けたいところ。時間がなかったり面倒ならサプリを導入してもいいと思います。
その3:運動する(歩く、走る、登る)
結局のところこれしかねえ。これが一番手っ取り早い。
変なことを考えているからストレスがたまるのなら、体を使って使って使い倒してエネルギーを出し尽くすとともにストレスも出し尽くしちゃいましょう。
一番おススメは近所を散歩。それも普段通ったことのない知らない道を長い時間かけて歩くこと。
程よく疲れた後に2の食事を併用してもいい。飯のおいしさが格段に上がります。
ジョギングでもいいですが、普段走り慣れてないと結構ツライ。体力つけてからトライしたほうがいいかと思います。
上級者は登山断然おススメ。みんなもっと山登ろうゼ!
その4:出かける
その3が億劫な人用。
ドライブするもよし、電車で出かけるもよし。
ただし特別感を出すために高速道路を使用するとか、特急や新幹線に乗るとかの遠い目的地を設定してみることをおススメします。
必ず出かける際の目的を一つは持って出かけること。
景色を見る。物を買う。人に会う、など。
遊びでも一つ目的を達成すると充実感が得られるのでストレスの緩和になります。
まとめ:ストレスとの戦いのコツは「正面から争わない」
他にも酒を飲むとか、ゲームするとかいろいろ人によって方法はあると思いますが、
要はストレスとはガップリ4つで組んで戦わないで、
‟逃避”することが一番の予防になります。
そんな真面目に受け止めちゃってどうすんの、くらいが一番いい感じじゃないですかね。
最終手段として逃げちゃったっていいんです。倒しがたい難敵に当たったら。
RPGにだって「にげる」コマンド、あるじゃないですか。
あなたは社畜ではなく、企業戦士なんだから。
それも昔の企業戦士とは違う、ネオ企業戦士。自分のために働く戦士です。
すばやさのスキル上げて、ストレス避けまくって時には戦略的撤退も辞さない覚悟で上手に人生生きていきましょう。
自分をいたわれるのは自分だけなので。
そして企業戦士からいつか起業戦士にクラスチェンジするのもありじゃないですかね。会社のためでなく自分のために働くのも悪くないっすよ。
そういう妄想でのストレス発散もちょっと毎日が楽しくなりますしね。
つーわけで明日も頑張るぞ!
このくらい能天気バカな方が案外いいかもですよ。皆さんも体にだけは気をつけてくださいね。