新NISAも絶好調!お金の積み立てにもすっかり慣れてきたほったらかし投資家、ノビです(ときどき投資していること自体を忘れる)。
「投資のしくじりパイセン」記事は前回1年ほど前に投稿して、投資を始めてからちょっとばかりやらかしたことを3つほど自身の経験と感想を交えて記事にしました。
まさかのACTⅡ。
ちょうど一年経過したので自分の資産がどう変化しているのか比較したいと思います。
あれほどやらかすな、という教訓を出したのにまたやらかしております。
そんなバカな。まさかハハハハハハ(汗
ともかくも投資3年目として積立投資を通じておぼろげながらわかってきたこと。
そんなまだまだ未熟なリーマン投資がどのような変貌を遂げたか。
資産損益の経過報告を公開しつつ振り返ってみたいと思います。
なんだかんだ投資利益は好調!現在の資産はこんな感じ!
現在の保有銘柄は5つ。保有形態も5パターン(2024年6月末日)。
旧つみたてNISA枠(年40万円×2)+438,543
投資銘柄 | 取得単価/評価額(投資元本) | 保有口数 |
eMAXIS Slim全世界株式(オルカン) | 17,792/854,552(575,001) | 323,180 |
SBI・V・S&P500 | 17,045/384,003(225,011) | 132,010 |
特定口座枠(購入STOP中)+152,871
投資銘柄 | 取得単価/評価額(投資元本) | 保有口数 |
eMAXIS Slim全世界株式(オルカン) | 16,692/280,118(176,830) | 105,987 |
SBI・V・S&P500 | 17,512/124,585(75,002) | 42,829 |
新NISAつみたて投資枠(月10万円積立継続中)+80,417
投資銘柄 | 取得単価/評価額(投資元本) | 保有口数 |
eMAXIS Slim全世界株式(オルカン) | 23,317/680,442(600,025) | 257,334 |
新NISA成長投資枠(月20万円積立継続中)+154,581
投資銘柄 | 取得単価/評価額(投資元本) | 保有口数 |
eMAXIS Slim全世界株式(オルカン) | 23,532/1,404,622(1,250,041) | 531,209 |
外国株口座枠+272,671(+717.35$)
投資銘柄 | 取得単価/評価額(投資元本) | 保有株数 |
バンガードトータルストックマーケットETF(VTI) | 225.44/4,547.67 (3,832.48)※$表記:円評価額732,083 | 17 |
SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF(SPYD) | 39.15/40.23(80.46)※$表記:円評価額1,186 | 2 |
債券枠
投資銘柄 | 評価額(投資元本)円 | 利率(償還日) |
第63回ソフトバンクグループ株式会社無担保社債 | 1,000,000 | 3.03%(税込)/年(31/06/13) |
2024年6月30日時点での株式での総投資額:3,362,508円(債券抜き)
投資評価額:4,461,591円
評価損益:+1,099,083円
<資産布陣解説>
前回の布陣ではeMAXIS neo水素エコノミー(約50万円分)が加入していましたが、以前触れたとおり、トントンのタイミングで御退場願いました。
その他、10年以上前に口座開設時維持費代わりに購入していたみずほ銀行株100株が、時を経て単元未満株に変貌して10株になっていたのでこれも値を戻したところでグッバイ。
そして新たに加わったのが最近勉強代わりに購入した債券「ソフトバンク社債」。
毎回高利回りなソフトバンクの社債ですが、今回は利子3%(税込)越えと破格な利子がついています。
7年ものなので一応償還まで持つつもりです。計算すると償還までの利子トータルは税引きとっぱらいで16万7千円ほど。
単利とはいえ、銀行預金よりはかなりいい利回りです。
保有している間ソフトバンクが○○しないことを祈ります。
縁起でもないこと言わないの。失礼でしょ。
現在の評価損益率は25%越え。
ホールド中はキャピタルゲインのない債券を除外するとして、投資信託とETFで100万円以上の利益は上々と言えるのではないでしょうか。
SPYDはVTIの分配金が溜まったもので購入しています。本当はVTIそのものに再投資できればいいのですが、分配金が一株買えるまで時間がかかりすぎるので、とりあえず購入しています。
後から外貨建てMMF(マネー・マーケット・ファンド。格付けの高い外貨建ての短期証券に投資する投資信託。小額から細かい単位で投資できる)に入れればいいんじゃないかと気づき、分配金運用にここでも少しやらかしています。ギャフン。
本格的に投資に入金し始めてわかったこと
投資3年目ですが、本気で資産を「増やす」という目的意識を持ったのはやはり新NISAによる制度改正、投資枠拡充による大きな投資環境の変化でした。
なんだかんだ旧積み立てNISA時代の2年間は年40万円と枠が小さく、Max20年積立投資を継続していたとしても計800万円。
年間100万パワーを誇る?自分の入金力を遥かに下回っていることから正直大したプレッシャーを感じることはなかったように思います。
むしろ
「オラ、もっと投資枠増やせよ」
と謎のオラつきをして特定口座の方でも少しインデックス投信を買い増すなど、少しでも自身の資産配分を厚めの現金から株式に振り分けようとしていたくらいです。
それがいきなり新NISA爆誕。年間上限360万円、最短5年総額1,800万円。
ガクガクブルブル。
ヒイイイッッ!お代官様お助けッ!
というくらいへたったそうです。ま、投資初心者としては別世界の額でしょうね。
そんな私が積立投資を通じて痛感したことをいくつか紹介したいと思います。
最大効果を狙うには一括投資が最適解!・・・が無理!
投資を始めるまでは銀行貯金大好きマンだった自分は、現時点でも現金預金のだぶつきが株式投資と比較して多大な割合を占めています。
そのことはこちらの新NISAシミュレーションの記事の中においても触れていて、急ピッチで現金からの移管をできる限り行っている最中です。
だがしかし。なかなか思ったように一気にとはいかないのが現状。
「ジャックとジルの投資話」のように投資は早く入金した者が限りなく有利の世界なのは座学で嫌というほど目にしました。
年子の姉弟、ジルとジャックの投資に関わるお話。
弟のジャックが高校卒業後18歳から8年間50万円(計400万円)を投資してその後一切投資しなかった65歳時と、姉のジルが大学院卒業後26歳から65歳まで同じく50万円を40年間(計2,000万円)投資した場合の、複利と時間の相関関係の強さを表した寓話。
年利10%で計算すると投資元本の少ないジャックの65歳時の資産額の方が投資元本が多いはずの姉のジルの資産額より上回ってしまう。
ゆえに投資は投資期間や入金力よりも「どれだけ早く投資したか」が重要かよくわかるエピソードとなっている。
でも無理。
銀行貯金を何十年もコツコツ続けてきたような小市民の人間が、投資を始めたとていきなり大金を縦横無尽に駆使して投資出来るのか、と言われればそれは無理。
出来ることといえば今までやってきた貯金と合算して少しづつドルコスト平均法で投資信託を買い増していくことだけです。
現在月30万円、年間360万円積立投資中。口から泡吹くような思いで実行しています。
こともなげに一括投資なんてよほど場離れした投資熟練者か、頭の〇〇れたギャンブラー気質の人間だけだと本気で思ってます(超失礼)。
福利の恩恵を最大限受けるには早い段階での大きな入金。
理解はできても、心がついていかない。これは今後もそうだと思いますし、自分の許容範囲内で牛歩ながら全力で資産を移し換えて行くしか方法がないみたいです。
逆に考えろ。暴落したら買い増せる資金が豊富にある・・・暴落したら買い増せる・・・ブツブツ・・・
多分暴落に直面したら及び腰で何もできないでしょうな。せいぜい精一杯の握力で売却を思い留まることができたら御の字です。
あの時買っておけば・・・売っておけば・・と考えるのは無駄!
ひとつ目のことと連動しますが、結果的には一括投資しておいた方が正解ではありました。
新NISA元年の年初一括投資もそうですし、なんなら旧NISAから投資を始めたタイミングで特定口座に全て資産をブッパしてしまっていれば、今頃総資産額は少なくとも倍近くになっている計算になります。
その後も2022年半ばの指数が最も低迷していた時期に大きく入金していればかなりの利益を上げられたことでしょう。
エヌビディアの大躍進を見越して、せめて半導体関連の投資信託にでも投資できていれば恩恵を受けられたかも知れません。
という妄想は投資の世界では無駄。
たらればはフィードバックの材料として使うには有効ですが、ただ後悔して妄想しているだけならこれほど意味のない行為はありません。
チャートを見て歯ぎしりしながら色々思いを馳せてしまうのは投資あるある。
‟あの時買っとけばよかった。もっと若い頃から投資しとけばよかった。”
なんて妄想は楽しいですが、悔やんでもお金にはなりません。ほったらかし投資をすると決めたなら、いつどんな状況であろうがそれに従い計画を遂行して行くより他ないのです。
でもエヌビディアは惜しかった。ちょっとでも買っとけばよかった、くそう。
忘れるか、気絶するか、それが問題だ・・・ができない!
第2024回、投資で儲かっている人ランキング大発表っス!
え?マジ?どんな人?ワクワク。
<投資で利益を上げている人間ランキング>
- 死んでいる人
- 投資しているのを忘れている人
おめでとうございます!ワンツーフィニッシュ2024連覇達成です!
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この皮肉話も投資の勉強をしていると嫌でも目に入ってくるエピソードの一つ。
つまり積立投資においては株を持っておいて(あるいは定期購入する設定だけしておいて)あとは忘れて生活していたらいつの間にか儲かっているよ、というお話なんですが。
無理に決まってんだろォォォッ!!
そんなずさんおおらかな人間が積立投資なんか始めるとは思えない。
さすがに死ぬのは無理。投資しているのを忘れるのもちょっと無理。
せめて気絶、イヤ狸寝入りを決め込むのが精いっぱいだと思います。
薄目を開けて、暴落も暴騰もハラハラドキドキしながら見て見ぬふりをできるように精進してまいります。10年後には少しは増えてたらいいな♪(フラグ)