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インフレの味方!インスタントラーメン界の激安謎メーカー、スナオシ、大黒食品工業はなぜ安い?

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‟最近買い物に出かけるたびに、値札の数字が変わっているような気がする。”

と感じる人も多いのではないのでしょうか。

一時はスーパーのライバルだのともてはやされたドラッグストアでさえ、価格高騰の波に押し上げられて今では昔ほどのお得感を感じづらくなっている今日この頃。

特にこと食品に関しては加速度的に価格が急上昇している気がします。株価だったら万々歳なのに。

ましてコンビニなんてどうしても必要な時以外には全く近寄らなくなりました。インフレの魔境のオーラがぷんぷん漂います。レベル1の社畜冒険者にとってはお財布の危険地帯と化して近寄りがたい存在。

特に大好きなカップ麺、袋麺の大暴騰。

ノビ

はあ、最近はラーメンコーナーの陳列棚を見るのが辛いよ。

このインフレの中、かろうじてスーパーマーケットだけは必死に抗い頑張りを見せてくれていますが、それでも昔はもっと安く買えたことを思うとため息が出てきます。

なるべく厳選して、出費を抑えて、なおかつお得な美味しいもの・・・・

と、そこに飛び込んでくる今時あり得ない価格の激安カップラーメン。

ノビ

スナオシ・・・・?マイフレンド・・・・?

いや、厳密には見たことはあります。ただ購入対象として認識していなかっただけ。

大好きなインスタントラーメン。日清、マルちゃんブランドの東洋水産。明星、エースコック。ペヤング。

ノビ

・・・・試しに買ってみるか。

大手有名ブランドの美味しい馴染みあるラーメンしか今まで買ってこなかった自分が、初めてこの手の万年激安カップ麺に食指を動かしました。

ついでに常にスーパーの棚を賑やかしながら、決してメインとしてプッシュされていなかったこの二つの激安謎メーカー

麺のスナオシと、

マイフレンド(大黒食品工業)について迫ってみたいと思います。

インフレ時代に軒並み高騰するインスタントラーメンの中で異彩を放つ二つの激安ブランドメーカー

今時セール品でも、税別でも、100円を切るものはなかなか見かけないカップラーメン。

その中で常時税込み100円前後の価格で販売されているラーメンはきわめて異彩を放っています。

スーパーマーケットにもよりますが、一般的にはスーパーで取り扱う食品関係の商品は多少のディスカウントがされている事はもちろん多いのですが。

ノビ

うーむ。それにしても安すぎる。

探せばもっとプライスダウンして販売している場所もあるのでは。ドンキとか。

モブ

このスナオシマイフレンドというブランドはそんなにマイナーなのでしょうか?

大手食品加工メーカーに混じって食品加工コーナーに陳列されているこの二つのブランドは一体どんな会社なのでしょう。

株式会社麵のスナオシとは?

スナオシの正式名称は株式会社麺のスナオシ。

茨城県水戸市小泉町に工場と本社がある乾麺やインスタント麺を製造販売している、社員30名ほどの小さな食品加工会社です。

設立は2003年。モットーは「より良い品、より安く」。

最も創業の原型はもっと以前からあったようで、初代創業者砂押解介という方が1915年に基盤となる会社を設立しています。

自社ブランド製品も販売していますが、委託されたプライベートブランドを製造したりもしており、製造者名を見ればこの会社が製造を請け負っている製品が多々あります。

オンラインショップ公式ホームページで運営している同社。

一通り見てみると、どれもかなり安い。普通この手のオンラインショップは定価販売が常識ですが、

カップ麺を見てみると12個で1000円とか、袋麺では5食パック×6袋1200円などとなっています。(ただし送料は全国一律1200円かかります。購入するのであれば大量買い推奨)

ネット販売でカップ麺1個あたりのお値段約83円。袋麺は5パックセットあたり200円ととてもお安くなっています。

楽天市場では1個当たり124円。こちらもそこそこ安い。送料無料込みで考えるとお店で買うより便利かもしれません。

他の大手メーカーオンラインショップと比較してみると

参考価格として、カップ麵売れ筋ランキングtopに常にいる日清食品のカップヌードルシリーズの公式オンラインショップの1個当たりの価格は税込254円(税抜236円)。

市販の販売価格はこれよりももうちょっとだけ安いものの、昔と比較すると目玉が飛び出そうなほど高騰しているのがわかります。

自分は廉価版ともいえるあっさりおいしいシリーズがとても好きでよく購入していたのですが、それもじわじわと価格が上がってきていて購入する機会がめっきり減りました。公式のオンラインショップでは税込165円(税抜153円)になっています。

日清のあっさりおいしいシリーズ。

この現象は日清食品に限ったことではなく、どの食品加工メーカーもコスト増に対抗するため、値上げにかじを切らなければやっていけないのが現状。

そのためにフラッグシップブランドの他に廉価版を出すなど、各社企業努力は惜しまず商品開発、商品提供に勤しんでいます。

それを考えると、このインフレの中自社販売で1食あたり100円を切る価格を維持している麺のスナオシはただものではありません。

ノビ

しかも社員数が30名と少数なのに、しっかりした作りのホームページや公式オンラインショップを持つという現代のニーズに合わせた経営をしている。

ヤブ

コストの面でもたゆまぬ努力をしていると思います。こんな物価高の時代、これからもお世話になるメーカーかもしれません。

大黒食品工業株式会社とはどんな会社?

大黒食品工業株式会社は群馬県佐波郡に所在地を持つ、昭和36年創業の加工製麺専門の会社です。

資本金5,000万円、従業員数約100名。

自社ブランドがいくつかあり、自分が購入したマイフレンドブランドはその一つ。

他に大黒ブランド、DAIKOKUブランド、AKAGIブランドなどがあり、商品ラインナップはカップ麺と袋麺というシンプルな経営をしています。

大黒食品工業は公式ホームページはありますが、オンラインショップはなく販売店舗に卸す販売法と、プライベートブランドを請け負い商品開発や製造も行っているようです。

広告ギャラリーを見てみると、ちょっと意外なことが。

掲示されている希望小売価格がスーパーなどで販売されている価格とだいぶ乖離しています。正直安いといえるほどの価格帯ではないかも。

この価格帯ならば、日清食品のオンライン価格と大差ありません。卸値が安いのか、それともスーパーなどの食品販売店の方でかなりセールとして値引いているのか。

試しにネットショッピングで今回購入したマイフレンドシリーズを検索してみました。

amazonあたりだと最安値が1個あたり134円となっており、自分の購入したものが格別に安かったのはスーパーマーケット側の企業努力による値引き品のようです。

こっちは楽天市場、Yahoo!ショッピングでのマイフレンドわかめラーメン。

やはりネット購入よりも優良なスーパーなどの実店舗のほうが安く手に入りそうです。

ノビ

でも消費者に届いているのが安いのなら、こっちはどっちにしろお得だよね。

デブ

安く卸してくれるパイプみたいのがあるかもしれないっス。こういった店舗独自のディスカウントに乗っかっていくのも賢い消費の仕方っス!

両ブランド共に通常の希望小売価格はそこまで激安というほどではないにしろ、食品取扱の小売店で店頭に並ぶ際はディスカウントの対象商品としてよく扱われるメーカーであることがわかります。

実際に2つブランドのカップラーメンを食してみた

まず最初に麺のスナオシのカップ麺、「ご当地シリーズ札幌味噌ラーメン」を食べてみたいと思います。

入っているのは具材になるかやくと、味噌だれの液体スープ。

見た目は特に普通のカップ麺です。

激安のカップ麺のイメージとしては特に麵の品質に問題があることが多いのですが、ぱっと見普通の油あげ麺。変に奇をてらった麺ではありません。

4分経ったので頂きます。

うん、美味い。

麺の食感も問題ありません。中太縮れ麺と謳うように少し麺は太めですが、スープと絡んでするする入ってきます。

ただ他のネットレビューにも挙げられているように、すこしスープなどのコクが足りないかもしれません。決して不味いわけではありませんがもう一味パンチのある何か欲しい。

これは自前でちょい足し必須のカップ麺かも。胡椒、ニンニク、生姜、ごま油、ラー油、バターなどなど。今度試してみたいと思います。

安いカップ麺=不味いという印象を意味もなく持っていましたが、そんな杞憂を吹っ飛ばす品質だとは思いました。これからはもっとストックするかも。

続いて後日、大黒食品工業のブランド「マイフレンドわかめラーメン」

巷のその他メーカーでもお馴染みのビッグサイズ。大黒食品工業ではマイフレンドブランドがそれに当たります。

こちらも見た目はごくごく普通の油揚げめん。かやくは粉末スープの中にはいっているタイプのようです。

熱湯3分。あっという間にできました。

これは美味い。どこをどうとっても醤油味のわかめラーメン。まごう事なきわかめラーメン。

というのも最初粉末スープにかやくが同梱なのをみて、それほど具の量は期待できないかな、と思っていたからです。ところがそのわかめが結構なボリューム。

麺の量もビッグサイズなだけに大変満足できました。これで99円(税込み107円)はお得かもしれない。

まとめ:今時の激安カップ麺は家計の救世主

これも安くておいしい日清のどん兵衛揚げ玉そば。

ひと昔前ならば、マイナーメーカーのよくわからないものを購入する選択肢がないほど、即席めんというのは各社価格競争をしていて大手ブランドでも気軽に購入できたものですが、

最近は安いものとそうでないものの価格差がより顕著になっています。これはラーメンに限ったことではないですね。

ノビ

もちろん過去の信頼と実績があるから、大手の定番ブランドをこれからも購入し続けることにはなると思うんですが。

モブ

消費者もお財布と相談して新たなメーカーの開拓や購入頻度の見直しなど、家計に負担にならない買い物をますます心掛けなければならない状況になるでしょう。

安かろう悪かろうという格言がありますが、それはもちろん食べてみなければわからないお話。

今まで‟良く知らないから買わない”といって避けてきた商品、あると思います。

本当に見たことも聞いたこともないようなメーカーは買うのもためらわれますが、

「いつも見かけるけども、手に取ったことがない激安商品」

というのはお近くの食料品店に取り扱ってないでしょうか。

ひっそりと目立たずあっても、長く置かれているのにはきっと理由があるはず。

そういったメーカーあれば試しに購入してみると、新たなリピート買いできる良質なメーカー出会うことができるかもしれません。