前回までの福島会津若松の旅あらすじ。
鶴ヶ城!
飯盛山!
ソースカツ丼!
土砂降りだ〜!
4行で済みました。
さて、今夜泊まるビジネスホテルに退避したはいいものの夕飯には早くまたあてもない。
この雨で予定が狂ってしまいました。
本当は市中をさまよってわっぱ飯を始めとした郷土料理ものを頂こうとおもっていたんですが。
外は大雨。
とりあえず雨脚が弱ったらその隙にぱっとすましてしまおうと思います。
ホテル近くのラーメン屋「来夢」で喜多方ラーメン
場所を選ばなければ肉だの飯だの食えそうですが地元を冠した食をなるべく楽しみたい。
というわけでやって来ました「来夢」。
チェーン店ですが普通に喜多方ラーメンを出しているお店です。
餃子とミニチャーハンのセットを注文。(餃子がまだ来ない)1560円(税込み)
透き通ったスープによく絡むちぢれ麺。小さめだけどたっぷりと何枚も乗ったチャーシュー。
この味は私好み。満足度100%の夕飯でした。
それにしてもお前今日陽射しに雨に大活躍だな。
帰城(ホテル)し改めて明日の戦略を練り直す。
さて、明日からのスケジュール。
天気に不安がなければ本当は今日取りこぼした会津若松の市中観光地を見て回るか、
猪苗代湖に出て水の自然に触れてのんびりするかのどちらかだったのですが、
会津地方の雲行きはニュースを見る限り以前厳しい。
盆地で山に囲まれているせいか天候が荒れやすく、他の地域より急な大荒れが予想されそうです。
とにかく今日はブログを少し書いたら寝ようと思います。
全ては明日。
なんとかなるさ。
悲報(朗報)晴れる
な ぜ 晴 れ る。
松岡修造きてんじゃねえの?
彼の太陽神はいらしてはいませんがとりあえず一安心して朝食会場へ
トーヨコの朝飯、良くなったな(モグモグ)
フツーにスタンダードな美味しいバイキングですね(パクパク)
しかし会場は檄セマ。
写真も撮れずそそくさと部屋へ撤退。
改めてTVのニュースを見つつ、昨日の状況と本日の見通しの確認をする。
昨日は会津地方だけでなく、日本中がこんな感じ。
現在は持ち直しているものの上空に寒気が流れ込み、依然として天気が変わりやすい状況にあるようです。
本日は夕方には旅行を終え、帰宅の予定。
万一交通網に支障が出て新幹線の時間に間に合わなくなっては困ってしまいます。
(実際、只見線は一部運転見合わせになり振り替え輸送状態になってました)
ところで今日の戦略はいい加減決まったんですか?
うん、今日はねー・・・・・
さらば東横我が居城(仮)。郡山へグルメ攻略
ふくしまに〜ふくしまに〜ふくしまに〜♪
置いてきたんだ 僕は~本当の自分を~♫
磐梯西線に乗車し会津若松を後に。
郡山に出て食べ歩きをしてみたいと思います。
いいですね。サンボマスター、沁みますね。
表向きは平穏ですが10年以上たっても未だ震災の足跡は消えていません。
福島県の沿岸部北東方面の町は一部は立ち入り禁止で、住民の帰参がかなった地域でもいまだ完全な復興に歩みを進められない場所もたくさんあります。
頑張って欲しいですね。
福島にちょっとでもお金を落としていくぞ。
そして再びやっていきました郡山。
この間リサーチしたグルメを狙って出発したいと思います。
ハバカーるのグリーンカレーを目指して東進するも撃沈
駅から30分弱、開成山公園方面を目指して東に進みます。
郡山は新幹線も通り会津盆地の入り口にもなる県の中心。
東西南北に鉄道が伸びる福島屈指の交通の要衝ですが、残念なことに観光面ではこれといった大きなランドマークや催しがあまりありません。
とりあえず当面グルメにまとを絞ります。これが吉と出るか凶と出るか。
スマホのGoogleマップでリサーチしたグリーンカレーが美味しいとの評判のある「ハバカーる」というお店に向かいます。
開成山公園という大きなスポーツ関連の施設が併設されている公園を目印にそっち方面に歩いて行くことに。
目的は腹ごなし。少しでも食べ歩きたい。
30分ほど歩くと派手な外壁に彩られた目的のお店が。
がーん。
臨時休業とはツイてませんね。
とりあえず喉が渇いたよ。歩き疲れたよ。
近くに大型モールがありました。そこのフードコーナーにマクドナルドが入っていたのでひとまず退避。
作戦の再度練り直し。
とりあえずこのモールの中でそれっぽいグルメはないものか。
ありました。
アイスコーヒーではまだ喉の渇きは言えず、karinというお店でたっぷり白桃のスムージーをGET。
福島の桃かは知らないですが、普段こういう不似合いなものを買わないのでちょっぴり恥ずかしかったです。
しかし旅の恥はかき捨て。
テイクアウトして近くに公園があるのを知りそこを目指します。
オレンジペコの焼きカレーに舌鼓を打つ
なにここ。
茶室、、、かな?和風の喫茶でお抹茶が飲めるらしいです。
なんか雰囲気のある公園。ただスムージーを飲みに来ただけなのに。
東屋で池を眺め扇子で涼みながら、とりあえずスムージーを飲む。美味い。
頭キンキンになるほど冷たくておいしかったです。
公園内をさらに散策するとなんかまた大きな建物があったので近くに寄ってみます。公園内の市民ふれあいの建造物らしい。
とんがりふれあい館と書いてあります。
レストランが入っていました。洋食レストラン「オレンジペコ」
このスコーンは簡単には割れそうにありません。
ガルパンはすぐ下の県だからな?福島関係ねーぞ?
思わぬところに思わぬ出会い。メニューを見ても美味しそうなランチです。
オムライスやサンドイッチその他もろもろ軽食メニューがありますが当初の目論見からすっかり胃がカレーを求めています。
ランチメニューの中の焼きカレーを選択。サラダとドリンク付きで1000円とは安い。
熱々でうま。チーズと目玉焼きが効いてます。
食後に熱い紅茶をいただきました。幸せです。
目当てのお店がダメだったのに、挽回して奇跡的においしいお店に巡り合えました。
これだから見知らぬ土地の旅は面白いです。
たとえ何気ない小さな感動でも。
この公園は「郡山市21世紀記念公園」という公園です。
公園遊具のようなものはありませんが麗山荘という茶屋や、とんがりふれあい館という施設の中にこのオレンジペコが入っていてまったり散歩や休憩に最適な素敵な場所です。
郡山安積疏水(あさかそすい)の歴史に触れる
また少し離れたところに一つ「麓山公園」という公園が。
こんな街中の公園で・・・滝・・・だと?
ホントにありました。小ぶりな人工物ながらちゃんと滝です。
麓山(れいざん)の滝というそうです。
そういえば郡山駅前にもこの滝のモニュメントがありました。
それにしてもなんで郡山はこんなにおおきな池がある公園が多いのか。
それはこの地の疏水(水路の開拓)の歴史と関係があります。
もともと郡山あたり(旧安積地域)は水利が悪く、年間雨量も少ない水の不毛な土地で、現在とちがい多くの人口が集まりづらい過疎な原野でした。
そこで灌漑や舟運のため、猪苗代湖からの引水を行う大事業を明治12年より開始し、明治15年に日本三大疏水となる「安積疏水(あさかそすい)」が完成します。
ファンドールンというオランダ人の技術者の指導の下「十六橋水門」などの建設などで多くの開拓者が郡山村に集まりこの地方の大きな発展に寄与したっス!
安積疏水の名残で、郡山には貯水池となるような公園がとても多いです。
この麓山公園もその一つ。
他にも開成山公園や荒池西公園、酒蓋公園、五百渕公園など大きな池を持つ公園が郡山周辺にはたくさんあります。
そして市の中心には疏水のかなめである阿武隅川が延々と流れていて、昔の人の開拓事業が郡山を発展させたという引水の形跡がそこかしこに残っています。
それら水の歴史を訪れるのも郡山観光の一つの楽しみ方かもしれません。
郡山の人たちには日常の風景なんだろうけど、私からしたら水の沢山ある涼しげな公園がたくさんあるのはうらやましいな。
ノビ隊長の住んでる町の公園は、ほとんど手狭な遊び場に申し訳程度の遊具がある普通の公園しかないですもんね。郡山みたいな水の豊富な公園がいっぱいあったら毎日散歩したくなります。
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郡山市ふれあい科学館「スペースパーク」で白昼夜空を楽しむ。
郡山駅に戻りこちらへやってきました。
22階の高層にあるという郡山市ふれあい科学館「スペースパーク」。
こちらで展示物やプラネタリウムがあるというので少し暇つぶしに行ってみます。
○-テル!○-テルじゃないか!
よく見るんや。ハートを持ってるから老けたプリキュアや。
※違います。
郡山の町と遠くの山々を一望できます。
この景色見れるだけでここまで上がってきてもいいんじゃないでしょうか。
この町の新旧を模したジオラマが展示してあります。高層ビルの中の科学館にしては田舎っぽいB級感あふれたいい意味でチープなつくりをしています。
大好物です。
いい博物館ですよ?本来大のおとながふらっと来るような場所じゃないですからね?
実際誰もいないと思っていたプラネタリウムからぞろぞろと子供たち(学校の社会科見学?)が出てきたときはちょっと恥ずかしかった。
プラネタリウムは一時間おきに45分の上映。
普通のプラネタリウムでしたが、時間つぶしにはもってこいでした。
郡山グルメ「郡山ブラックラーメン」を食す
いい時間になってそろそろ帰りの時間が気になってきたころ。
最後にこちらを訪れました。
郡山のラーメン屋「あさくさ」。
郡山にブラックラーメンがあると知り入って食べてみることに。
これが郡山あさくさブラックラーメン。830円也。
富山にブラックラーメンがあるのは有名ですが、こんなところにもブラックラーメンがあるとは。
グルメ旅をしたいといいながらの不勉強。もっとリサーチ頑張ります。
昨日食べた喜多方ラーメンと違い、スープは濃い目で麵は細麺。しかしするする入る。
一日限定10食ということですが平日だったからなのかまだ食べられてよかった。
さて、たくさんお土産買っていこう。
マーマレードに桃ジュース。ゆべしに薄皮饅頭。
社畜はたくさんの人のご機嫌を取らねばなりません。財布フルバーストです。
帰りの新幹線で荷物に挟まれて帰ります。
初めてきた福島県。会津若松に郡山の町。
気温が暑かったり、天気が荒れたりもしましたがとても充実した一泊二日の旅行でした。
特に会津若松の町は観光に力を入れていてとてもおもてなしを感じる町。
天気が良ければ朝から晩まで巡回バスに揺られて街を回っていたくなります。
のんびりぶらぶら旅するにはとてもいいところですよ。
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