前回の記事より、煽っておいてまだふるさと納税の枠を使いかねているノビです。
自分は薄給ゆえにそれほど枠がないのですが、それでも去年は寄付返礼品でだいぶ家計の助けになりました。
去年私が返礼品としてもらったのが、
ティッシュペーパー&トイレットペーパー
米20kg
肉沢山(アバウト)
これだけでも生活用品の雑費及び食費に一年通してだいぶ違いが出ます。米と肉があればあと一品二品副菜を足したり、野菜を加えて調理すればとりあえず生きていけるのでこんな便利なことはありません。
不便といえば冷蔵庫が小さくて保存収納にちょっと難儀するくらい。
上記のような成功体験があるのですから、また去年の返礼品をトレースすればいいだけなのですが。
ポータルサイトを眺めればバラエティー豊かな返礼品の数々。
せっかくの機会を無難にまとめてしまっていいものか。
うなぎにイクラ、果物に滅多にお目にかかれないスイーツ。
欲望の鎌首が今、ゆっくり頭をもたげて参りました。
欲望に従った返礼品をチョイスしてみる
スイーツ!スイーツ!スイーツ一択っス!
イクラとカツオのたたきがいいですねえ。。。やっぱりサーモンをいただいて親子海鮮丼をたらふく食べるっていうのも捨てがたいですなー。
欲望のふるさと納税代表ヤブ&デブ。
彼らが返礼品をチョイスし、プレゼンしてアピールという名のおねだりをするようです。
ちなみに私が利用しているポータルサイトはさとふるになります。
さとふる限定の返礼品もありますので他サイトを利用している方はご了承ください。
いくらと鮭、親と子のコラボレーションという欲望
ではヤブさんからアピールタイムどうぞ。
では僭越ながら、私が第一に推したいのは「北海道白糠町のエンペラーサーモン900g」です!
いきなり大ボリューム&大インパクト。
ノルウェーで養殖されたものを輸入加工したアトランティックサーモン。寄付金額は15,000円也。
加工工程で独自の調味で味付けをされているそうで、軽乾燥工程により身締まりをアップ。小骨を取り除く丁寧な加工で小ブロックにてカットし、小分け仕様で使いやすくなっています。
上品質の鮭はキングサーモンというそうですがそれを超えるエンペラーサーモンという位置付け。ワクワクが止まらない。
お刺身はもちろん、カルパッチョにソテーと色々な楽しみ方があると説明されています。
レアステーキがオススメって想像しただけで涎が出てくる。
外はカリッ、中はトロッ。。。。採用!
はえーよ!公正な審査をしてください!
もちろんです。まだ序盤、皆の意見を広く聞いて検討しなければいけません(チッ)
そして私が次いでおススメする返礼品は同じく北海道は留萌市、「鮭いくら醬油漬400g(200g×2P入)小分けタイプ」です!
己の海鮮親子丼へのあくなき執着を隠そうともしないその姿勢、あっぱれ。
原産地はロシア産ながら、北海道留萌市の(株)やまかさんによって加工されたボリュームたっぷりの鮭いくら。寄付金額は11,000円。
一粒一粒丁寧にほぐされ、うまみ成分たっぷりの独自のたれに付け込まれたという大粒のいくらは、200gずつパック小分けにして使いやすいようになっています。
最近はいくらも高くなって、回転ずしでもお店によっては手を伸ばすのに躊躇する値段。
それをたっぷり食べられるのだから、たとえ痛風になっても本望です。
うん!決定!大団円!
だから早いって言ってるでしょうが!
欲望は理性をいとも簡単に飲み込む。
それでなくてもふるさと納税のサイトはどうしたって納税者の欲望を刺激する色とりどりな画像があふれかえっています。どうして我慢できましょうか。
チーズとシュー。上品な甘さのコラボという欲望
続いて自分が紹介するっス!自分の激押しスイーツは「佐賀県佐賀市のバスクチーズケーキ」っス!
佐賀県産の小麦粉を100%使用した寄付金額10,000円の濃厚激ウマチーズケーキ。
余りに甘いケーキは最近胸やけがしてくるお年頃ですが、チーズケーキは違います。
ほのかな甘さの中に濃厚でしっとり柔らかい生地は紅茶と最高にマッチするに違いありません。
真空包装、冷凍保存によって賞味期限も180日と435gのボリュームあるケーキを小分けにして長期に楽しむことができます。
お値段もお手頃。
いいね!ケーキいいね!
スイーツ男子を見くびっては困るっス!こっから畳みかけるっスよ!次に紹介するのはランキング上位常連の大人気スイーツ、「山形県上山市のかみのやまシュー6個セット」っス!
デラックスな肉や魚、ウナギや果物がランキング上位を席巻する中、手作りスイーツとしてひとり気を吐いている例年大人気のシュークリーム。
最大6か月待ちという気の遠くなるような渋滞返礼品はそれでも寄付対象にする人が多く、山形県産米「つや姫」を使用し、雄大な山々とかみのやまの素晴らしい魅力をクッキーシューとして表現しています。
カスタードの中身もつや姫米粉で炊き、北海道産純正生クリームとのミックスコラボレーション。
寄付金額5,500円とリーズナブルで冷凍保存で2か月の賞味期限という喜び。これは大いに検討の余地ありです。
しかしデブのアピール返礼品はどちらも魅力的ですが金額的にはかなり控えめ。
枠は大幅に余りまくってしまいます。
隊長のなけなしの寄付枠を考慮したっス。二人合わせても余裕な金額っスね(ニヤリ)
(ニヤリ)
欲望ふるさと納税組は談合済みでしたか。
これは検討するまでもなし。
はち切れんばかりの返礼品をもらい、刹那的な欲望を満たすには十分な量です。
一年に何度かの贅沢、サラリーマンにも許されていいのではないでしょうか。
残念ながら欲望のふるさと納税の勝・・・・
待ったあああああっっッ!!
なぜか始まる逆転裁判ならぬ逆転納税。実用のふるさと納税はどう出るのか。
ふるさと納税は目先の小利より大局的な実利をとれ!
9割方欲望ふるさと納税に傾いていたこの状況を実用ふるさと納税はどう跳ね返すのか。
ふるさと納税に私情は禁物!昨今の物価高騰の折、贅沢を優先して刹那的な楽しみをしたところで妻子家族のためになりません!
しかしそういう時代だからこそ滅多にない機会としてふるさと納税で家族サービスに努め・・・・・
黙らっしゃい!今年がどういう年か忘れましたか!生活必需品といえる米も肉も10月より地場産基準が厳しくなるんですよ!
そうでした。制度改正によりふるさと納税は10月より返礼品の寄付金額や品質基準が厳しく見直されることとなり、われわれ納税者の懐にじわりとダメージを与える可能性があります。
人気のコメや肉、特に輸入で賄われている熟成肉は地場産の基準があがり、寄付金額の高騰や返礼品の差し替えもありえます。
そんな年に贅沢品をもらっている場合ではないはずです。グルメやスイーツが土地の名産ならば来年以降も無くなることはありません。今年は実用品をお得にいただける最後の年かもしれないのです。米と肉以外は無駄無駄無駄ああああーーーーーッッ!!!!
ジョジョ立ちしているモブの姿が目に浮かぶ。
すっかり興奮しているモブはともかくとして、言っていることは一理も二理もあります。実用のふるさと納税代表の言うことも耳を傾ける価値ありかも。
米と肉という毎日の食卓を彩る実用
では、実用ふるさと納税代表モブさん、お願いします。
では僭越ながら私が最も価値ある普遍的な返礼品の紹介をしたいと思います。まず一つ目は茨城県境町より、「お米4種食べ比べ20kgセット茨城県産」です!
何気に全国でも食糧生産率の高い北関東の台所、茨城のお米。23,000円。
20kgという大家族の胃袋も満たすそのボリューム、育ち盛りのお子様を抱えるご両親にとってはかりしれない家計の助けになること間違いなし。
量だけでなく「食べ比べ」という語感がますます食欲をそそります。そのラインナップは以下の8種類。
- コシヒカリ(固定)
- あきたこまち
- ひとめぼれ
- ゆめひたち
- あさひの夢
- 一番星
- ミルキークイーン
- ふくまる
この中からランダム4種がチョイスして送られてきます(コシヒカリは必ず入っているとのこと)
品種の指定はできないそうですが、どのお米も良ブランドです。
指定できないところが逆にお楽しみ袋みたいで届くまで楽しみになります。
精米日より60日が美味しくいただける基準らしいので、この量は間違いなく大家族向けでしょう。
もしくは友人知人隣人とふるさと納税をシェアし合う、という方法もありかもしれません。一部を贈り物としてもいいんじゃないでしょうか。
やはり日本人たるもの、食卓に米は欠かせない。
まだまだこんなものではありませんよ。大ボリュームのコメに合うものといえば、大ボリュームの肉です。宮崎県川南町の「宮崎県産豚肉6種4.1kg」をおススめ致します。
うおおおおおおおっ!!
寄付金額17,000円の大ボリューム豚肉セットはバラエティに富んだ4キロ越え。
とんかつ用、焼き肉用、しゃぶしゃぶ用などにカットされた使い所満載の豚肉です。
ロース、バラ、モモ、ウデモモを時に厚く、時に薄く、もしくは小間切れにしてさまざまな豚肉料理に対応。無限の可能性を秘めたお肉セット。
毎日の食卓が賑わい、家族を笑顔にするまさに珠玉の返礼品です。魂を揺さぶられます。
肉はいくらあっても困ることはない真のおかずの王様・・・・・
正論、王道が時として虐げられることがある世知辛い世の中。
しかし食べ物に限って言えばこれほど訴求力のあるスタンダードはないでしょう。
最後は実用中の実用。それは日々に欠かせないもの
そしてこれが最後の返礼品になります・・・・・。隊長は去年ふるさと納税はほぼすべて実用品で賄いましたね?
そういえば嗜好品といえるものはミカンゼリーだけだったな。
去年初めてのふるさと納税をした私は持てる枠の大半を生活必需品で返礼してもらいました。
それは間違いなく大正解だったと思います。
だからこそ今年は遊び心で普段味わえないような贅沢品で埋め尽くすのも悪くないと思って検討したのです。が、
隊長が去年もっとも助けられた返礼品を今一度買うことを推奨します・・・・。最後の紹介は栃木県小山市の開運おやまくま家庭紙セット(BOXティッシュ&トイレットペーパー)第二弾です。
開運おやまくま家庭紙セット(BOXティッシュ&トイレットペーパー)第二弾
ああ、これは本当に助かった。
BOXティッシュ15箱、トイレットロール48ロール、ソフトパック20個、ポケットティッシュ40個のペーパーセット。
これこそどれだけあっても困らない生活必需品の王。寄付金額14,000円。
コロナで備蓄の重要性を再認識したとき、常にストックしなければと思いつつ結構かさばるので後回しにしてしまう筆頭の商品です。
買い物の度、次の機会にすればいいや、とつい思ってしまいます。
一気に送られてきたときはその大容量に若干引きましたが、これがあったからこそ去年一年かなりの期間追加購入せずに済みました。
心沸き立つ返礼品ではないものの、だからこそ本当に必要なもの。
花粉症で、おなかが弱くて、お菓子まみれのきちゃない指にすぐなってしまうノビ隊長には必須のアイテムだと思います。ぜひご検討をよろしくお願いいたします。
おい、恥ずかしいプライベートを晒すな。
しかしこのプレゼンは是非もなし。
この度のコンペティション、実用のふるさと納税、完勝でございます。
まとめ:欲望のまま、実用のままに
勝者のモブさんにはふるさと納税の一部、米5㎏と肉1㎏を贈りたいと思います。
オラヤタヨー
とはいえ、欲望のふるさと納税もとても心躍らされました。
今回は自分の欲望のままに従うか、それとも実利をとってふるさと納税を行うかをシミュレーションしましたが、半々で妥協するもよし、一品だけご褒美にするもよし。
いっそ贅沢三昧の返礼品でつかの間のリッチを味わうのもまた一興かと思います。
税金を納めるのが楽しい!というのがふるさと納税の大きな魅力なんですから。
こだわるのも、気楽に考えるのも自由です。
ショボーン
オイお前ら。
なんスか。慰めの言葉なら結構っス。
かみのやまシュー、寄付金額安いから何とか買えた。届いたら一人2個ずつな。
たいちょお~(泣)
一生ついて行くっス・・・(泣)
来年は何を貰いましょうか。
納めたばかりだというのに今から楽しみです。