皆さん今日も元気に貯金に励んでいますか?節約系?ブロガーのノビです。
昨今貯蓄や投資がトレンドになってますね。
物価高が絶え間なく続いて、もはや平民の懐ではカップラーメンやコンビニのおにぎりですら財布と相談して購入を考えねばならぬ時代。
フムウウ・・・・
どうした?難しい顔をして。
・・・・・・私は自分で割と倹約家だと思っていたんですが・・・・
スマホのクレカ使用履歴を見せてくる。
今月の支払いが赤字なんですっ!そんな大きな額を使った覚えがないのに!
その欄には細かい使用履歴がびっしり。
ヤブの言う通りひとつひとつは大きな額ではないものの、頻繁に外食やカフェ代、過度な生活用品の購入、本の購入やサブスクの月額料金など塵も積もれば山となる出費がこれでもかと書かれています。
・・・・・・・ヤブよ、お前はこれを読め。
?なんですこの本は。
ノビが差し出した本は「すごい貯蓄」。
高名な節約発信者が書き下ろした倹者の書!
節約貯蓄アイテム<倹者の書>
「すごい貯蓄」最速で1000万円貯めてFIREも目指せる!著:くらま
- マイナススタートから20代で1000万円貯めたノウハウを公開!
- 100万円、500万円、1000万円の貯蓄ロードマップを網羅解説!
- 節約貯蓄がもたらす人生の目的と価値を熱く語る!
この本は節約系YouTubeチャンネル「倹者の流儀」を運営している「くらま」さんが書き下ろした節約貯蓄本。
チャンネルを通じて発信し続けた自身のノウハウと経験を、全て落とし込んだといってもいい渾身の一冊になっています。
この本は現代版「私の財産告白」と言っていい素晴らしい本だ。この本を読んで貯蓄、節約とは何か勉強し直すといい。
本田静六さんもすごくためになりますが、ちょっとスケールが大きく自分と重ならない部分があったり、古い時代背景がわかりにくいという方もいるはず。
その点この書籍はお世辞でも大げさでもなく「貯めたいのに貯められない」という等身大の現代人にとってピッタリ重なる本となっています。
お金を貯めるのがなぜ大事なのかを直球で諭す良書
節約や貯蓄、投資の本は世の中に数限りなくありますが、その中でもこの本を特にお勧めしたい理由はなんなのかというと、
- 著者自身が最初はお金に関して無知だったところからスタートしている
- 奨学金という借金を背負い、お金や就職でつまづき苦労している
- 倹約家の前は世間体や人間関係のために無駄な出費をする浪費家だった
- お金の余裕がなく人生にも余裕がなくなって一時は性格が荒んだ
という自身の苦い経験を濃厚に投影して執筆された本だからです。
これらを見て、安易に著者はダメな奴だったんだと笑い飛ばすことはできません。
人は誰しも若い時は知識や考え方が浅はかだし、年を重ねて経験を経てもやらかしてしまうことは頻繁にあります。
まして「お金」に関しては何をいわんや。
著者がこれらのお金にまつわる失敗や苦汁から得た教訓を生かし、一念発起して変態的(著者自身の表現)ともいえる強烈な倹約家に転身してからの
「信念」
が言葉の端々に散りばめられてとても熱量のこもったものとなっています。
だから、浪費家で
借金に苦しんで
お金のことを知りたい
と願っている未来の倹約家たちにダイレクトに刺さる。
そんな貯蓄の迷える子羊たちの心に鋭く訴えかける内容になっています。
100万円の貯蓄が人生を変える分岐点
くらま氏はお金を貯めることは人生全般に余裕をもたらすことだと断言しています。
お金が全てではないとしつつも、人生を豊かにするにはお金というバックアップがとても重要だと説く本書。
それは何も生活面での経済的なお話ではありません。
人間関係にも、将来設計にも、目の前の選択や行動にも大きな影響があると説いています。
そのための趣旨としてこの本の最終的な目標を「1000万円の貯蓄」と設定し、ロードマップを具体的にかつ丁寧に説明。
それを細かく段階を分け、100万円の壁、500万円の壁のステップをクリアするためのノウハウを自身のやり方と交えて紹介しています。
ヤブよ、まずは100万円貯めるのだ!
100万・・・・今の自分にとっては遠い道のりです。
そんなことはありません。
この書にはこう記してあります。「貯められないのは生活習慣病」に過ぎないと。
大切なのは収入の多寡ではなく、収入と支出のバランス。
貯蓄初心者だった著者が貯金を始めるに当たってまず実行したのは
お金を徹底的に使わないという選択でした。
貯蓄への第一歩は必要のない支出を削る「節約」
奨学金の借り入れから、大学時代の散財、就職浪人という経済的にお先真っ暗の状況になってしまって窮した著者は、お金を稼げる会社に絞って就活。
東京の会社に就職し、今までの生活習慣を見直すために徹底的な支出のコストカットを行います。
一番最初に着目したのは固定費。
水道光熱費や通信費、住居費を見直し、月々の支出が約5万円という驚異的な節約を行います。
会社の福利厚生を使用し、家賃補助で住居費はタダ同然。
五千円の住居費って・・・真似できるわけありません!
さすがに誰でもまねできるわけではないとは思うけど、住居費を抑えることはそれほど難しくはないぞ。
家賃補助の出る会社に就職、家賃の安い郊外に住む、実家の近くに就職して実家通いにする、友人や恋人と住んで家賃をシェアするetc・・・・
見栄や格好を気にしなければ節約する方法など無限にあります。
そして著者は使わなくていいお金は絶対に使わないようにすることでさらに支出を削減。
車は都会に住むことで不要とし、保険は健康保険と年金で十分と判断、外食等は自炊を覚えることで趣味と実用を兼ねることに成功しました。
くらま氏と自分を比べてみると随分自分は無駄な支出が多い気がします。
カフェに行きたくなる気持ちはわかるけど、宅カフェの方が安く済むよ。
最初の壁を超えることができるかが人生の分岐点
奨学金という借金を返済し、100万円を貯めるために邁進する著者。
著者自身の経験からの持論として、この項で述べているのが
「たった100万円」を貯められるか
ということ。
これができるかできないかで生涯お金に困らない人生か、貧乏のままで終わる人生かの分岐点であると著述しています。
100万円を貯めることができる人は、お金と自分をコントロールできる主導権を獲得できるようになるまさに入り口。
収入を上げるのは誰にでも可能なわけでなく、またすぐにできることでもない方法では中々貯蓄を実現するのは難しいと述べ、
節約は誰にでもすぐできて、再現性が高い!
と節約の必要性を力説しています。
貯蓄に必要な第二のステップは「稼ぐ」こと
著者は死に物狂いで節約に励み、上記のような生活コストを成し遂げます。
それとほぼ同時に並行して行った貯蓄への取り組みが
稼ぐ
という行為でした。
副業OKの会社に就職し、空き時間の大部分をバイトに費やした氏は瞬く間に貯金残高を増やすことに成功します。
そんなにお給料が高かったんでしょうか?
違うぞ。恐らく新卒の収入の域を出なかったはずだ。彼は節約で収支差を拡大し副業で収入を嵩増しして、あっという間に100万円を貯め、奨学金も返済し続けた。
寝ているか働いているかの一人ブラック企業状態。
その甲斐あって加速度的に貯蓄できた著者は、お金がどんどん貯まることに感動してますます節約と貯蓄に励むようになります。
500万円の壁は攻めて乗り越える必要がある
500万円への道のりを早く達成するには、やはり収入を大きくする方法を模索するのが一番。
この決して低くはない500万円という貯蓄の壁を
「逃げるな、戦え」
と著者は発破をかけます。恐らく自分自身にも向けて。
節約を継続しつつ転職や副業をし収入を上げ、銀行や証券口座の管理やふるさと納税などで節税を行い、少しずつリスクをとってNISAやiDeCoを行うことに触れています。
節約以上に攻めなければ貯蓄1000万円ははるか遠い金額になるでしょう。
そのためには収入のいい会社に就職するのも一つの方法ですが、家賃補助などの福利厚生や副業可能などの条件のいい働き先を見つけて稼ぐことも重要になってきます。
そのうえで稼ぐという最大効果を狙う。
収支の差額を大きくすることが最速で500万円、1000万円を乗り越える近道となってきます。
1000万円の壁を越えて得られるものは計り知れない
・・・あ、あの誠に言いにくいんですが・・・・
ん?なんだい?
くらま氏がすごい節約家なのは理解しました。しかし手法を聴いているとそれほど初耳とは思えないような・・・唯一無二の独自マル秘テクニックとかではないといいますか。
うん。きわめて普通だよ。
彼のやり方は普遍的な貯蓄方法を徹底的にやってきたというにすぎません。
しかしだからこそ初心者は大いに参考になるし、同じ貯蓄に邁進している者にとっても自分の正しさを再認識できて励みになります。
著者に限らず良質な節約貯蓄術を発信している方々は、古今東西根本的な方法がほとんど同じなのです。だからこそ信用に値する。
正道のやり方以外に資産を大きく増やす方法はただの僥倖か、投機でしかありません。
ダイエットと同じで、奇抜で根拠のない手法を提唱していたら逆に怪しく感じます。
この本に感銘を受けるのは、くらま氏の貯蓄への真摯な取り組みと情熱。
そして一定の資産を築いた達成者としての先達から学び得られるメンタル、マインドです。
著者は1000万円の可能性に
- 膨大な富の源泉となりうること
- セミリタイヤ、Fireの可能性
- 経済的自由からのメリハリのある生活
を上げていますが、一番得られることは本の中でも触れている通りどんな時代、どんな状況でも対応できる知識と自信とノウハウを獲得できる事だと思います。
1000万円達成できた人はその先の2000万円、3000万円も十分可能でしょうし、
逆に何かの不測の事態で資産が半減しても、
会社が倒産して失職したとしても、
何度でも耐え忍び、やり直す力が備わっている。
「すごい貯蓄」は読めば生活のリズムを貯蓄モードに否が応でも切り替えてくれる、テンションの高い節約貯蓄本です。
過去の名著良書と比べても遜色のない内容だと個人的に思います。
明日から節約頑張るぞ!
私も引き続き貯蓄頑張るぞ!
2人とも本のパワーに触発されたようです。
将来に向けて貯蓄をしたい、でもどうやっていいか、どういった心構えが必要かと途方に暮れている方は是非読んでみてください。
ひょっとしたら明日にも固定費を見直していきなり数万円の余裕ができているかも。
高名な節約発信者の倹者の書!
節約貯蓄術<倹者の書>「すごい貯蓄」最速で1000万円貯めてFIREも目指せる!
- マイナススタートから20代で1000万円貯めたノウハウを公開!
- 100万円、500万円、1000万円の貯蓄ロードマップを網羅解説!
- 節約貯蓄がもたらす人生の目的と価値を熱く語る!