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【東京駅近旅Ⅲ】青梅の奥には何がある?大多摩ウォーキングトレイル攻略戦!【奥多摩】

大多摩ウォーキングトレイル補給ポイント攻略
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中央本線で西東京の大都市立川を越え、青梅駅まで一直線。

青梅から先は奥多摩の自然あふれる観光スポットが各駅にたくさんある路線となります。

青梅~奥多摩をつなぐ多摩川沿いを走る東京最西端の鉄道JR青梅線。

奥多摩はネイチャーを体験するには非常に良い所ですが、機会がなければ都民であってもなかなか足を向けることがないほどの山々に囲まれた西東京の奥地。

それだけに日常を忘れてただ歩くのがとても楽しい秘境でもあります。

日帰りに訪れても楽しいですし、ゴールデンウィークや夏休み冬休みに泊りできても充実した連休を満喫できる手軽な東京内の駅近観光地です。

ノビ

今回はきつい登山ではなく、そんなのんびりウォーキングを攻略したいと思います。

知る人ぞ知る奥多摩トレイルコース「大多摩ウォーキングトレイル」

どれだけユルく、楽に行けるかコースを歩きながら大多摩平定地図をなぞって行きたいと思います。

大多摩ウォーキングトレイルの補給ポイントを確保する!

降り立ったのは、青梅線古里駅。

この駅からが大多摩ウォーキングトレイルのコースのスタート口となります。

コースタイムは約3時間半。寄り道するならもうちょっとスケジュールを取ったほうが無難です。

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アウトドアは補給が重要!とりわけ飲料の確保は喫緊の問題だ!

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古里駅の前には自動販売機がありますね。値段も普通です。

登山スタイルならばなるべく自分で背負っていかなければいけない飲食物の問題。

しかし今回挑戦するトレイルは多摩川の渓谷沿いから山を経て、駅から駅、町から町へ数珠繋ぎのウォーキングコースとなっています。

途中で補給が可能なスポットがいくつかあるので、奥多摩観光協会の公式の地図に補足をつけながら最終ゴールの奥多摩駅まで目指すことにしましょう。

補給やレストポイント、エスケープルートには赤や青のマーカーを入れていきます。

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荷物も心も足取りも軽く!大多摩ウォーキングトレイルを完全攻略するぞ!

ヤブ

古里駅から青梅街道に出ると早速コンビニ(セブンイレブン)があります。ここでお菓子や昼食を購入しておきましょうか。

右手に進んでしばらく行くと消防団の倉庫が。ここが目印。

その先にある左手の細い道がトレイルコース入り口で最初の案内の道標があります。古里駅方面からだと見えにくいので見逃し注意。

細い道をしばらく降って多摩川の流れの音が近くなるまで進むと駐車場が見えてきました。

町営駐車場の前、ワサビ農園の入り口手前に観光トイレ。

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ようし!橋を渡る前におトイレだ!

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古里駅併設のトイレは休日だと電車下車直後しばらく混んでいるので、ここまできてトイレに入ると意外と空いてるっス。並んで時間を無駄にしたくない人は穴場っスね。

混雑を避け、人と被らないように行動するのは休日観光の心得。うまく行動しましょう。

渓谷と山野のハーモニー!奥多摩の美しい自然を堪能

橋から眺める多摩川の流れとバックに映える奥多摩の山の数々。

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美しい。

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この橋を渡れば、渓流山沿いの道を進んでいよいよスタートですね。

ウォーキングコースとなっていますがしばしばトレッキングとも言える山道を歩くことになります。動きやすい格好、歩きやすい靴で臨みましょう。

特にここから序盤は「登山」に近い登り道を歩きます。

森林で日光が遮られ涼しいコースですが油断は禁物。しっかり水分を摂りながらウォーキングトレイルを楽しみます。

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・・・・・ここは水場かな?

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そのようですが、正直ここでゴクリといくのはお勧めできません。登山なら貴重な水源ですが、ちゃんと煮沸できないのであれば用心に越したことはないですな。

調べてみた限り正式な形で情報は出てきませんでした。わずかにYAMAPユーザーの日記に汲んだ水でコーヒーを淹れた記録があります。直飲みは要注意。

水分補給は持参した飲料か、道中の自動販売機で補給するようにしましょう。

中間の鳩ノ巣駅周辺で大休憩やエスケープもできるトレイルコース

上りきればそこには階段を登って東屋があります。最初のしっかりとした休憩スポット。

そこから今度は道標に従い鳩ノ巣駅方面に下に降ると、

町に出る入り口に登山者用トイレが設置してあります。ありがたいですね。

ここから鳩ノ巣駅まで街歩きになります。途中に自販機も。

さらに進んで雲仙橋を渡り再び国道411号線(青梅街道)に出ると鳩ノ巣駅手前にやってきます。

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疲れてしまったり、気が変わって別のスポットへ向かいたいときはここで鳩ノ巣駅へエスケープすることができます。

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近辺には食事ができそうな食堂やカフェもあるっス。ここで一息入れてお昼にするのもいい選択っスね。

鳩ノ巣駅近くにある主な飲食店
  • 食堂「鳩」
  • cafe「山鳩」
  • ラーメン屋「大橋屋」
  • 蕎麦屋「鳩美」
  • cafe「木古里」

トイレは鳩ノ巣駅とすぐそばの駐車場に一つずつ。

トレイルコースからは外れますが鳩ノ巣駅周辺にも庚申塔馬頭観音、熊野神社等いろいろと見所はあるので寄り道や滞在も楽しそうです。

山歩きを楽しんだ前半から後半は渓谷沿いの川歩きへ

ここから階段下には

小ぶりながら優美に流れ落ちる双竜の滝。

さらに下に下り細道を行くとそこにも公衆トイレがあります。

少し行くと橋の手前には山のギャラリー「ぽっぽ」。

渓谷の優美な風景を横目に鳩ノ巣小橋を渡るといよいよ鳩ノ巣渓谷遊歩道に入ります。

大岩が続く岩壁が美しい鳩ノ巣渓谷。

足を水に浸けていた人もいたようですが川の流れも割と速く、ちょっと怖い印象。

ここら辺は白丸ダムの放流口近くなので雨などが降った場合かなりの水量になります。降雨量が多かった翌日などは注意が必要。

大きい岩は休憩するにはもってこいで多くの観光客がくつろいでいました。

自分も少し離れた人影の少ないところで持参したおにぎりでお昼ご飯。よく晴れていて景色も相まってとてもいい昼食休憩となりました。

ノビ

さてここから最後の登り返し!

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総計130段の石段が組まれています。結構な急階段ですのでご注意。

ここを登れば東屋のある開けた休憩所。たくさんの人がここで休憩をとっています。

東屋は一つですが、テーブル席は4つ、長ベンチも3,4席あってかなりの人数が一息つくことができる場所です。渓谷で適当な場所が確保できなかったときはここまで抜けてからお昼ご飯などを喫食するといいと思います。

白丸ダムと湖を眺めながら白丸湖畔遊歩道を歩く

奥に進むと上り階段に突き当たり、進めば白丸ダムの放流門上。

本日は天気が穏やかで水量も問題なく門は開放していませんでしたが、以前訪れた際は前日雨だったため一部開放され水が放流される様子を見ることができ壮観でした。

※左が今回、右が以前行ったときにダム放流している様子を撮影したものです。

昭和38年に東京都の多摩川第三発電所の調整地として建設された白丸ダムですが、鳩ノ巣渓谷の一連の観光スポットでもあり、白丸湖の水量調整施設としても重要な役割をになっています。

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反対側の階段をあがると白丸魚道となり、そこに公衆トイレと駐車場があります。ここもおトイレポイント。

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近くに再生可能エネルギーPR館という博物館もあります。ダム観光の一つとして興味深いところです。

トレイルコースは元来た道に戻って白丸湖畔遊歩道に入ります。

白丸湖は湖となっていますが細長い川の延長線上のような穏やかな湖で、ここでは盛んにカヤックやSUPのアクティビティが行われています。楽しそう。

白丸湖とその近辺ではこの手のアクティビティを気軽に体験できます。

ぼちぼちアドベンチャーすその では様々なネイチャー体験できるプログラムを提供していますので興味のある方は是非リンク先のレジャー・遊び体験予約サイト『アソビュー』 で予約検討してみてください。

数馬峡橋まで出ると立派なお店がぽつんと立っています。「森の中のお肉レストランアースガーデン」という有名な人気店。

特にハンバーグは絶品とのことで、ここで食事をするためにここまでやってくる人もいるくらいです。予約も受け付けているそうなので、ウォ-キングトレイルの終盤のご褒美にいかがでしょうか。

森の中のレストラン アースガーデン https://earthgarden.co.jp/

東京都西多摩郡奥多摩町白丸361‐1

予約TEL.0428‐85‐5101

営業時間11:00~16:00 火曜日定休(冬季は15:30まで)

席数50席 クレジットカード可 QR決済可(PayPay)

最寄駅:青梅線白丸駅より徒歩7分

自家用車では青梅より青梅街道(国道411号線)45分

無料駐車場あり(30台)

ちなみに数馬峡橋を渡って青梅線の白丸駅へとエスケープするポイントでもあります。ご飯を食べてお腹いっぱいでもう帰る、という選択も全然アリ。

トレイルもいよいよ終盤。都道に出ていざゴールの奥多摩駅へ

数馬の切り通しを右手に見つつ数馬峡遊歩道を通ってトンネルをくぐると自然路はここまでで終了。

舗装された道路に出たら道標に従って奥多摩駅に繋がる都道まで出ます。

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出てしばらく行ったところに自動販売機があります。(写真忘れ)

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先のルートには氷川キャンプ場までトイレはないので注意っス。少しルートから戻って外れたところに釣り堀cafe二見という場所の近くにトイレがあるから行きたいときはそこまで行くしかないっスね。

ここからは人家もある道路を歩くことになるので安心ですが、2、30分ほどしばらく何もない場所が続きますので注意。

道標通りの方向に道なりに進んで行くと中学校が見えます。そのちょっと先の商店にも自動販売機。

更に進むともえぎの湯という入浴施設の看板。

登山者やキャンパー、もしくは観光客や地元の人にも人気の奥多摩温泉です。

細い道に入り、多摩川の橋を渡ります。看板のある所から意外と歩くことになるので心得ておきましょう。

もえぎの湯 https://www.okutamas.co.jp/moegi/

〒198‐0212 東京都西多摩郡奥多摩町氷川119‐1

TEL.0428‐82‐7770

営業時間:10:00~20:00(最終受付19:00)冬季12月~3月10:00~19:00(最終受付18:00)

入浴料(3時間)大人:950円(1050円) 小人:550円(600円)※()内は繁忙期割増料金。障がい者割引等有。足湯のみは大人100円。その他無料。

最寄駅:青梅線奥多摩駅徒歩10分。

自動車:青梅街道東京方面より新氷川トンネル手前で右側側道。青梅街道奥多摩方面より新氷川トンネル出て左側の側道。

無料駐車場あり。40台。

元来た道を戻ると進んだ先に氷川キャンプ場が見えてきます。ここにも道路に面して公衆トイレが設置されていて誰でも使用することができます。

渓流キャンプはしたことがありません。今度是非来てみたい。

ノビ

キャンプと並行してトレイルを楽しむのもありだよねえ。

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いいですね。青梅線には氷川キャンプ場だけでなく、川井キャンプ場やアメリカキャンプ場など大小多数あります。車で来る方もキャンプする傍ら鳩ノ巣渓谷まで足を延ばしてみるのもいいんじゃないでしょうか。

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そして終点奥多摩駅。奥多摩駅の中にもちょっとお洒落なcafeが入っているので混雑していなければ電車待ちの時間に寄ってみるといいかもしれません。

その他にも駅周辺には飲食店や商店がいくつかあって、どれものどかで趣深いお店ばかりです。

奥多摩を中心とする青梅線沿いでは登山やキャンプを始め様々なアクティビティを体験できる環境がそろっています。

今回体験した大多摩ウォーキングトレイルもその一つで、他にも

ふれあいの森林森コース(15分から2時間)、見晴らしの丘コース(1~2時間)、奥多摩むかし道(4時間10㎞)、奥多摩湖いこいの道(4時間12㎞)など、気軽に自然と触れ合えるハイキング、ウォーキングコースが目白押し。

宿泊も旅館から民宿、ゲストハウスなど気軽に泊まれる場所が多く、また奥多摩ならではのグルメを提供しているお店もたくさんあるので、泊りがけで奥多摩の自然と食事を堪能するのも楽しい休暇の過ごし方になるのではないでしょうか。

ノビ

東京都内とは思えない美しい自然を是非満喫してみてください!

奥多摩観光協会HPはこちら! https://www.okutama.gr.jp/site/