加賀百万石攻略の旅最終章。
兼六園と金沢城公園周辺を制圧し
三大茶屋街と武家屋敷跡近郊を勢力下に収めた後にやることは。
金沢グルメ。
美味しいものを残らず接収していこうと思います♡
その小さな胃袋にどこまで入るか見ものです。
金沢グルメといえば、海鮮、カレー、おでん、ラーメン、ハントンライス、能登牛・・・あげたらキリがありません。
1泊2日でどこまで征服できるか、勝負どころです。俺の胃袋は宇宙だ(小宇宙)。
朝駆け一番の近江市場!軒下食い&贅沢握り!
新幹線から降りると兼六園に乗り込む前に、こちらに朝駆けしました。
朝早くの近江市場。金沢市民と観光客の台所。
流石にまだ朝9時台ともなると普段盛況な市場も、閑散としています。開店しているお店は圧倒的に少ない。
しかし敵もさるもの。観光客の奇襲を待ち受けるべく、いくつかのお店はすでに暖簾を掲げています。
どれもうまそう。いや美味い(つぶ貝の串焼きをパクリ)
回転寿司や海鮮丼屋がいくつか開いていますね。それだけでなく、軒下でつまめるグルメが満載です。
牡蠣、ウニ、鰻、金沢フルーツなどなど。能登牛まんなんかもあります。
セレクトしたのはこれ。金沢といえばノドグロ。ノドグロコロッケ。
「世界の食品 ダイヤモンド」と書いてある看板は金沢土産も併設されているようです。近江町コロッケはテレビでも取り上げられたこともある有名店。とっても美味しいコロッケでした。
ついでにお土産も購入。ノドグロ茶漬けと奉じ茶。
速きこと風の如く。次のグルメに参ります。
これぞ近江市場の真骨頂。金沢寿司の贅沢握り。
他のお店を冷やかしつつ、いい時間になってきたのでお昼へ。腹が減っては戦ができぬ。
もちろん寿司か海鮮丼を狙うも、一番候補だった「回る寿し もりもり寿し」が朝見た時は空いていたものの、時間が経って時間待ちになっていたので断念。
さて、どこにしようか。平日だから選択肢はいくらでもあるが。
ここなんかはどうっスか?握りも丼も種類が豊富っスよ。
入ったのは近江市場町寿し。
本店は別の場所にあるそうですが、メニューに差異はないのでどちらでも問題ないです。
回転寿司ではなく、種類が豊富な握りセットや海鮮丼、金沢おでんなどがありもちろん単品メニューもたくさんあって金沢グルメを楽しめます。
カウンターの他にテーブルがいくつか。市場のお店らしく座席数は多くはないので休日は並ぶことになるでしょう。
せっかくなので奮発して贅沢握り。ノドグロもウニもいくらもあって大満足ランチメニュー。あら汁もついて税込2,780円。
安い。美味〜い!
市場メシってどうしてこんなに美味いのだろう。
近江市場は鮮魚や生鮮食品を扱っている1階にもこういったお店がいくつもありますが、2階には飲食専門街があり、よりバリエーションのある金沢グルメが楽しめます。
地下にもカレー屋などがあり、この市場だけで1日グルメ巡りできる楽しい市場。
今回は平日朝駆けを攻めてみましたが、がっぷりよっつ、休日混雑しているときに正攻法で押し寄せてみるとまた違った近江市場が見れそうです。
庭園や茶屋のグルメ&スイーツ、好いぞ好いぞ。
グルメ目的でなく観光の出先で食べるグルメもまた良いもの。
兼六園スイーツ
兼六園では、いの一番に金箔アイスクリームを食しました。
こんな見栄えだけの観光グルメになんか釣られないぞ!(ぺろぺろ)
相変わらず金箔よりもうっすい信念の持ち主だな、あんた。
正直何度も食べたいか、と言われればそうではないですが、話のタネに一度は拝んでおきたいありがたいスイーツです。
兼六園内部の出世茶屋清水亭ではこちら「兼六だんご」も頂きました。
甘い粉砂糖が団子とよく馴染み、とても美味しかったです。冷たいお茶もついて、気温が高かったこの日とてもありがたかった。
茶屋街スイーツ
また、ひがし茶屋街では「金澤しつらえ 茶房やなぎ庵」で珈琲と最中のセットを頂きました。
金粉の浮いたアイスコーヒーと、金粉が散りばめられた3種の最中。
こんなおっさんがこんなオシャレなスイーツを頂いて宜しゅうございますでしょうか?
外見もオシャレな茶屋建築でしたが、中身はもっとすごかったです。金箔の通路があってお客さんはそこを渡ることもできました。
静かなること林の如く。というか本当に静かで落ち着く上品なお店です。
贅沢カフェここに極まれり。こんなお店初めて入りました。
それもそのはず、こちらは1階において金沢箔の伝統工芸を展示しているアートギャラリー。運営しているのは「箔一 HAKUICHI」という金沢箔の工芸品を中心に事業展開している会社です。
金沢箔の工芸品を購入することもできるので、
‟豪華絢爛なお土産で家族や友人恋人の度肝を抜きたい!”
という方は是非ご検討を。
現地へ行けないながらも石川を応援!という方はオンラインショップでも購入できます。
宿泊ホテルでも金沢グルメ!ビッフェでいいとこつまみ食い🎵
今回宿泊したホテルは「ホテルビスタ金沢」。
ビジネスホテルスタイルのホテルチェーンですが、ダブルやツインの部屋も多く、トイレとバスが別になっているビジネスホテルとしては珍しい作り(一部ユニットバスあり。自分はこのシングルタイプ)。
何より大浴場があるのが素晴らしい。ここに限らず金沢のホテルは大浴場付きのリッチなホテルが多いのではないかと思います。
そこでの朝食は、
金沢おでん、能登牛ミニバーガーがあり、ミニハントンライスや金沢カレーも自作できるビッフェ形式。
地元のグルメを猛プッシュする素敵な朝食。宿泊価格から考えるととてつもなく質の良いホテルチェーンです。
あっさり出汁の金沢おでん美味い!朝からおでんも乙なものだな!
こういった地元グルメに力を入れてくれるホテルで、少しずつつまめるビッフェ形式はありがたいっスね。全部がっつり味わおうとすると胃袋が持たないっスから。
金沢といえば思い浮かぶのはアパホテルのお膝元。
選択の対象にもちろん入っていましたが、最終的にビスタ金沢にして良かったと思います。今度来るときは是非アパにしてみたいとは思いますけどもね。
自分はじゃらんネットの常連なのでそちらで予約しました。pontaポイントを利用している方は是非じゃらんネットで。
部屋、大浴場、朝食と3拍子高水準でリーズナブルなホテルビスタ金沢の宿泊予約は是非こちらから!
金沢は駅ナカグルメがすごい!金沢駅「あんと」
金沢駅は建物のデザインもさることながら、駅構内の広さや収容店舗の多さが凄まじい。
多数の観光客や乗降客を吸収できる巨大マーケットを形成しています。
観光案内所はもちろんのこと、お土産物屋や飲食店もたくさん。開店中は平日休日関係なくどこも賑わっています。
目移りするほど土産物がたくさんあるなあ。
今まで行った観光地の駅の中でも屈指の広さですね。
お土産、お食事なんでもござれ。金沢自慢の駅ナカ店舗、金沢百番街「あんと」
あんととは「あんやと(ありがとう)」という意味の石川県の方言からつけられたそうです。
こちらで初日に食べた夕飯は、
金沢生まれの全国チェーン店、ゴーゴーカレー。
全国区のカレー店は地方発祥が多いですね。CoCo壱は名古屋でしたっけ。
不肖私め、ゴーゴーカレーは初体験。ちなみに金沢発祥なのも知りませんでした。
美味い!でも意外と辛い!しかも結構多い(中盛り)
侵略すること(主に口内)火の如く。見た目よりも辛い。
このアルミ皿に盛ってあるのがいかにも金沢カレー。スプーンでなくフォークで頂くのがゴーゴー流。
トンカツも美味しいし、キャベツも辛さを緩和する箸休めに最高。
どろっとした濃厚なルーが割と好みです。大盛りでも行けたかな。
結構病みつきになるカレーだった。地元へ帰ったらまた行ってみようかな。
上野にあるもりもり寿しといい、意外と関東でも食べれる金沢飯ありますね。
帰ってもまた気軽に行ける金沢グルメは嬉しい。
次は贅沢にトッピングも乗っけてみたい。そう思える金沢カレーでした。
帰省前に最後の金沢ソウルフード!
2日めの新幹線の乗車時間が迫り来る頃、最後の金沢ソウルフードを頂くために再び「あんと」飲食店コーナーへ。
絶対行ってみたかった、金沢の定番ラーメンチェーン「8番らーめん」。
名古屋ならスガキヤ、関東なら日高屋、幸楽苑。関西なら王将のように金沢市民の方々の胃袋を満たしてくれる大衆中華料理チェーンです。
8番ラーメン野菜ラーメン醤油味。
おお、うめえ・・・・。麺もスープも超好き❤️
塩が人気らしいっスが、ここはあえて王道醤油を頼んでみたっス!
少し太麺のちぢれ麺。8番マークのナルトが印象的です。
長い帰路の前にちょうどいい腹ごしらえができました。大満足。
1度じゃ食べきれないほど食に溢れた町「金沢」にまた必ず来ると誓う!
割と町から町へと長距離移動することや自然がある観光地が好みで、ひとっところに留まる市内観光はあまりやらないのですが、
金沢は市内定番の観光地だけでも何度も訪れたくなるほど、魅力的な観光都市だと思いました。
それはひとえに美食に溢れているから。
美味しいものがあれば、いつだって、どこだって楽しくなる。観光客の胃袋を掴めばそこは魅惑の観光パラダイスです。
1年に1回、いや季節を変えてまた来てみたい。石川県金沢市。
動かざること、山の如し・・・ゲフー。
いや食べ過ぎで動けないだけでしょ、それ。
金沢プリンも美味しいですよ。