お手軽ご飯を作るのに最適な乾麺類。
インスタントラーメンを始め、うどん、蕎麦、そうめんなど時間がない時やメニューに悩んだ時などにストックしておきやすく、とっても重宝するものです。
何より安い。
物価高に直面している最中ありがたい乾麺シリーズですが、その中でも最強の一角といえば
「パスタ」
を挙げる人も多いはず。
家パスタでも工夫次第でまるでお店のような本格的なパスタができちゃう。
お店も基本乾麺ですからね。生パスタのところもありますが。
アレンジも幅広く、それほど凝った具材を用いなくともそれなりにおいしく頂ける最強のお手軽食材。
その人気に連動するかのように食料品店のパスタコーナーには大手食品メーカーのパスタソースが雲霞のごとく所狭しと並んでいます。
その中でもひときわ存在感を放っているのがニップンの「オーマイ」ブランドと
日清製粉ウェルナの「マ・マー」ブランドのパスタソース。
インフレの中「神ってるパスタソース」を発売し続けている二社と、人気のパスタソースシリーズに今回は触れてみたいと思います。
神ってる製粉会社「ニップン」、「日清製粉ウェルナ」ってどんな会社?
株式会社ニップンは、製粉業界国内シェア第二位の製粉・食品会社。
1873年札幌で官製の製粉所として創業され、その後1896年民営化してより120年以上、日本初の製粉会社として最も歴史のある製粉会社でもあります。
2020年までは日本製粉株式会社という社名でしたが、基幹事業の製粉の他食品、ヘルスケアなどの分野に多角化していき、特に食品事業が業績の中核を担うようになってきたため旧来の名前では実情にともわないとの観点から株式会社ニップンという新社名に変更になりました。
小麦粉、乾麺の取り扱いの他、冷凍食品、健康食品、化粧品まで幅広く扱っています。
特に身近な家庭食品として一番目にするのがパスタ関連でしょう。
オーマイブランドとして展開するパスタ麺やパスタソースは食料品売り場で後述のマ・マーブランド(日清製粉ウェルナ)としのぎを削るほどの存在感を放っています。
他のメーカーも頑張っていますが、ほとんどのパスタコーナーで2つのこのブランドが主役を担っているのではないでしょうか。
対する株式会社日清製粉ウェルナは日清製粉グループのグループ会社で、業界シェア№1を誇っている製粉会社。
旧社名は日清フーズ。こちらも2022年よりの新社名で日清製粉ウェルナに変更となっています。
元祖となる会社は1900年に設立された「館林製粉」と1907年に設立された「日清製粉」が合併されたもので、さらに1962年に日清フーズ(初代。2001年持ち株会社移行に伴い2代目が設立)が家庭用食品の製造販売のために設立されました。
ニップンと同様、乾麺や小麦粉などの製粉商品の他に調味料や冷凍食品他を手掛け、パスタやパスタソースのシェアは王者の貫禄。
「青の洞窟」シリーズや「あえるだけパスタソース」シリーズなど実に多種多様なブランドや種類を食料品売り場にて販売しています。
日清フーズと聞いた方がまだ馴染みがある方も多いかと思います。
ソースはともかく、パスタ麺の方はマ・マーブランドが売り場に占める面積が多い気がするっス。激安パスタほどリーズナブルではないっスがパスタ自体コスパいいし、早ゆでシリーズはせっかちな自分はとても重宝するっス。
神ってるパスタソースその1 オーマイ「和パスタ好きのための」シリーズ
和バスタ大好き。そんな和パスタ好きを満足させてくれるのが
和パスタ好きのためのパスタソースシリーズ。(とおまけのコク旨ガーリックトマト)
現在販売中はたらこ、高菜、たらこペペロンチーノ、明太子かるぼなーら、ガリバタ醤油、海老、燻製醤油&ペッパー、ゆず醤油の計8種。
個人的おススメはガリバタ醤油と高菜です。いかにも和パスタという濃いめの醤油ベースの味付けがgood!
洋風の味付けが苦手な方やさっぱりしたパスタが食べたい方にはこのソースは素晴らしく神ってます。
この手の手軽なソースはとにかく安い。近くのスーパーでは税込179円。二袋入りですから1食90円程度となります。
全種類売っているのをさすがに見たことはありませんが、お店を巡らずとも今はネットで全種類を購入することができるのでとっても楽な時代です。
神ってるパスタソースその2 マ・マー「あえるだけパスタソース」
日清製粉ウェルナのマ・マーブランドではあえるだけパスタソースが同種類の土俵に上がる商品。
こちらは全6種。たらこ生風味、からし明太子生風味、たらこクリーム生風味、きのこと野沢菜、ペペロンチーニ、バジルソースとなります。
さらにミートソース系、クリーム系のあえるだけパスタソースシリーズとしてミートソース、ナポリタン、トマトバジル、海老トマトクリーム、カルボナーラ、スパイシーミートの6種があります。
同系列ですがパッケージデザインが微妙に違うので少しコンセプトを変えた商品に当たるようです。重さも上記ラインナップの50グラム程度と比べて140gから160gくらい。
全体としてはやや洋風寄りのテイスト。しかしバジルソースやきのこと野沢菜などなかなか通好みの味がラインナップとしてあって興味深い。いや捨てがたい。
王道ともいえるラインナップが揃っていて安心して購入できる商品です。
上位互換のあえるだけパスタソース逸品もあって、そちらはすだちたらこ生風味、からし明太子生風味、たらこ生風味、柚子胡椒のチーズクリーム、生姜のペペロンチーニの5種類が販売中。素材の国産品質にこだわったよりグレードの高いパスタソースとなっています。
2つのパスタソースシリーズが「神」な理由
個人的にですが上記2種のブランドのパスタソースが素晴らしいと思える理由はいくつかあります。
- 価格がリーズナブル。
- 加熱や調理の手間が一切ない。
- パスタソースが1人前×2で同梱されている。
- レトルトパウチでなく薄平たい袋なので保管のスペースが小さい。
- 少量のソースで十分な味付けが担保されている。
常備食、非常食として、またアウトドア食としても優秀なパスタは時にお手軽さが大切です。
ミートソースやカルボナーラ、ボンゴレや海鮮のような具材たっぷりのパスタはとても美味しくて魅力的ですが、効率を求める場合にはあえるだけのソースがいかに優れているかがよくわかります。
日清製粉ウェルナの青の洞窟シリーズ。
このシリーズ美味しくてめっちゃ好きなんですが、1人前且つ少々お高い&加熱が必要なんですよね。
具材が多いリッチなパスタソースの宿命ですがレトルトパウチで開けたら基本すぐ使い切らなくてはなりません。においが強いものも多いです。
キャンプや登山でパスタを食べるならパウチよりもあえるだけのパスタソースのほうが軽いし早く調理することができます。ごみの管理も洗い物も楽。
・・・・こういった罠なパスタソースもありますよね。
1人前×2じゃなく2人前×1になってるっスww勘違いして2回分と思って買っちゃいそうっス!
2人分作る場合はいいですが、1人や3人、もしくはそれ以上の場合人数調整がしにくいのがこの手の2人分入りパスタソース。
100gにつき1食計算が容易なあえるだけのパスタソースシリーズのほうが少人数でも大人数でも対応しやすく、使い切らずに済むのでいろんな種類の味を使いまわせます。
まとめ:パスタが好きで気軽に食べたい人には高コスパなパスタソース
食費を安く抑えたい、という方にはインスタントラーメンや冷凍うどんと同じくらい、パスタは非常にコスパの良い食事です。
ソース次第で味のバリエーションが豊富なのも魅力の一つでしょう。アレンジやトッピングもすれば可能性はそれこそ無限大。
1食200円以下の神ってるご飯が今はとっても助かります。
今は節約がトレンド。でもみじめで貧相で美味しくない食事はしたくないという方。
是非パスタとあえるだけパスタソースを買いこんで、美味しく楽しく手軽なパスタ料理をラインナップの一つに加えてみてはいかがですか?