いよいよお楽しみの夏休みも見えて来ました。
海に山に、北に南に。行先は国内かはたまた海外か。
家族や友人とのわいわいレジャー、もしくは一人気ままな一人旅。いろんな人がいろんな計画を立ててワクワクしてらっしゃることと思います。
さて一方このブログのポンコツ四人組はというと、
山だな。
山一択ですね。
この夏一番天国に近い山。
今夜も山だ!っス。
全会一致で登山に決定したようです。
しかしそれぞれ『山』の行き先も目的も違うようで。。。。。
日本一の山「富士山」でご来光を拝む山小屋泊
では諸君、それぞれの休暇をエンジョイしてくれ給え。
なお道具は全部彼の私物を支給することになります。それぞれの登山にあったチョイスをするようアドバイスしていこうと思います。
私は人生で一度は富士山でご来光を拝んでみたかったんです。山小屋の予約もなんとか取れたし楽しみで仕方ありません。
山小屋泊ね。コチラどぞー。
①カリマーリッジ40ℓ ②ハードボトル、マグボトル ③インナーシーツ ④ダウン上下 ⑤レインウェア上下 ⑥ファーストエイド&エマージェンシーキット ⑦タオルやマスク、日焼け止めなどの衛生用品 ⑧予備食&行動食 ⑨トレッキングポール(杖型) ⑩ヘッドライト&ポイズンリムーバー
※当日のウェアや着替えは各自用意することになっているので含まれていません。
ヤブは7月に開山した富士山に登り、山小屋に宿泊後早朝に山頂へ登頂しご来光を見るというなんとも羨ましい山行計画を立てました。
1泊2日の日を跨いだ山行になりますが、山小屋泊のためテントなど自前の宿泊装備を担いで登る必要はありません。
しかし富士山は標高が日本一高いため、ご来光を拝むためには暗いうちに山小屋を出発しなければなりません。
陽の出ていない富士山の気温は下界の真冬並みの気温になることもあります。防寒着など防寒対策はしっかり行いましょう。
また砂礫の多い登山道は足の疲れが出やすくもあります。
五合目のレストハウスで販売している金剛杖を買ってもいいですが、自前の使い慣れたトレッキングポールを持っていればそれを持参したほうがいいでしょう。
怪我対策などもしっかり行いましょう。今回持参するファーストエイドキットは大きめのフル装備のものになります。
胃薬、痛み止め、絆創膏や軟膏など、さまざまシュチュエーションで役立つ道具を持参します。また、宿泊するのでオーラルケアの出来る携帯品も忘れずに。
ザックはカリマーのリッジ40リットル。小屋泊装備にはうってつけの容量と堅牢な作りのザックです。
ありがとうございます!お借りします。
高山病に気をつけてね。
雲取山で聖地巡礼のテント泊
カマ・ド・タンジェロに会いにゆく。
雲取山かあ。じゃこれを持ってって。
①トレッキングポール(カムロック型) ②水筒(ハードボトル、ソフトボトル×2) ③クッカー&バーナーセット ④2日分の食料&行動食 ⑤ダウンシェラフ&インフレータブルマット ⑥ダウンパンツ&フリ-ス ⑦レインウェア上下 ⑧テント本体、ポール、グランドシート ⑨ファーストエイド&エマージェンシーキット ⑩ヘッドライト&ポイズンリムーバー ⑪衛生用品、地図、熊鈴などの小物 ⑫晴雨兼用の傘 ザック:オスプレーイーサーAG60ℓ
モブはあの大ヒットアニメ鬼滅の刃の聖地認定された雲取山へと登るようです。
彼の山行計画は王道の鴨沢ルートより七ツ石山を経て雲取山山頂を目指す1泊二日の登山。
ヤブとの違いは小屋泊ではなく、テント泊。
全てを担いで自分の山を堪能したいと願っています。
雲取山山域は途中のルートを含めていくつかのテント場がありますが、一番メジャーな雲取山荘のテント場を選択。
登り6時間半のコースタイムの中で途中で食料を補給できる場所は七ツ石小屋のみ。よってあらかじめ必要な食料は全部自分で持っていくことにします。
水に関しては道中と山頂に水場があるので最初の水は1.5リットル。ハードボトルの水筒とソフトボトルを2つ(ひとつは予備)持って行って随時必要な分を補給して少しでも道中の荷量を減らしたいところです。
テント装備はアライテントのエアライズ。
他ダウンシェラフとインフレータブルのマットを持参します。
トレッキングポールは堅牢な2本セットのカムロック型のものを使用します。重い装備に対して少しでも足腰の負担を減らす算段です。
他の持ち物はヤブとほとんど一緒になります。
防寒着だけは彼の好みでダウンジャケットではなく薄手のフリースを持っていきます。
ザックは余裕たっぷりオスプレーイーサーAG60リットル。
炭治郎に会えたら一騎討ちを挑みたいと思います。
・・・・ウ、ウン。タフな山行になるから体調は万全にね。
丹沢・塔ノ岳で日帰りスピードハイク
丹沢のアスレチック、塔ノ岳でエクストリームスピードハイクしてくるっス!
(こいつこんな見た目のくせして足超速いんだよなあ・・・)
①オスプレーハイクライト26ℓ ②ファーストエイドキット ③衛生用品、小物備品 ④晴雨兼用傘 ⑤レインウェア上下 ⑥ヘッドライトセット ⑦水筒(ハイドレーションボトル)、予備ソフトボトル ⑧行動食&携帯食 ⑨ポイズンリムーバー&ヒル除けスプレー
デブは神奈川県丹沢山域にある塔ノ岳にコースタイムを意識したタイムアタックを敢行するようです。
日帰り登山になりますがヤビツ峠から塔ノ岳山頂を経て大倉バス停まで14km。平均コースタイムが6時間越えと午前中の出発から夕方近くまでかかるなかなかハードな登山になります。
また塔ノ岳は登山道に岩場や鎖場など、コンパクトながらバリエーションに富んだ非常に面白いロケーションが多く、それゆえに初心者にはやや難易度の高い場所もいくつか存在します。
彼が持参するファーストエイドキットは装備軽量化のため、必要最低限のものを詰めた物をチョイス。
お昼ご飯は軽めに取るためパンなどを持参し、代わりに行動食は多めに。
移動しながら栄養補給するため、羊羹や飲むゼリーなどカロリーの高いものを持っていくようです。
水筒も行動しながら水分が取れるようハイドレーション型を選択。
2リットルのソフトボトルと予備の1リットルのソフトボトルで乗り切る算段です。
登りは鎖場や岩場など起伏のあるアトラクションが多いため通常時は使用しませんが、下山時の大倉尾根では足へのダメージも考慮して折りたたみのULなトレッキングポールを貸してあげます。
ザックはオスプレーハイクライト26リットル。背中の汗対策も万全の優秀なザックです。
記録更新してヤマップの伝説のハイカーになるっス!
怪我だけには気をつけるんだよ。
???でのんびりお詣り登山
それにしても隊長大丈夫ですか。こんなに道具を貸し与えて。
隊長の登山に差し支えないでしょうか?
あー大丈夫大丈夫。みんなそれぞれの山を楽しもう。気をつけてね。
皆思い思いに自分の山へと旅立ちます。
・・・・・・・・・
さてと、私はー
しばらくしてある日の快晴な登山日和。
彼が登ってきた山は、高尾山。
今日は富士山がはっきり見えるな。ヤブは今頃あのあたりだろうか。
今日の彼の装備は至ってシンプル。
①コールマンウォーカー25ℓ ②衛生用品&小物各種 ③晴雨兼用傘 ④レインウェア上下 ⑤昼食&行動食&飲料 ⑥救急セット ⑦ヘッドライト ⑧携帯入浴セット
持参した荷物はヘッドライトやレインウェアなど最低限のものは持っていますが、それ以外は街歩きでも持っている救急セットにおにぎり、お菓子、ペットボトルの水。
リュックも気張らずハイキングに最適なコールマンのウォーカー25リットル。
私の夏山はこれにて終了。今年はブログ頑張んなきゃな。
これから1号路で中腹の薬王院に立ち寄りお詣り下山。
駅の隣の銭湯に入ってそばを啜って帰路に着きます。
彼もなんだかんだで登山をそれなりに満喫したようです。
それぞれのシチュエーションに適した登山装備で無事それぞれの夏山を楽しみました。
来年こそはアルプス山脈へ、と密かに思いを馳せて。