会社の計画有給を使用して、平日の新幹線。
いつだったかの記事でも触れましたが、
たまらんね。
また地元グルメを堪能して紹介したいぜ。
今回、旅行に行くのは福島は会津若松。
上野駅から郡山まで1時間弱。そこからJR磐越西線会津若松行きに乗って1時間16分と大体2時間半の移動になります。
本日の福島の天気予報はあいにくの曇り時々雨。どんより曇天が予想されます。
天気持ってくれればいいなあ。
旅先で雨に降られたことがない男のちょっとした願望。
市中観光だからあまり天気を気にするほどではないですけどもね。
それでは福島の国を探索するクエスト、開始いたします！
たっぷり楽しめよ、社畜。
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東北の入り口、広域なエリアを持つ多彩な福島県
福島県は横は太平洋に面した東のいわきエリアから内陸新潟方面の会津盆地に至り、
縦は古来より奥州の入り口とされる白河から県庁所在地がある福島エリアまで
様々な顔を見せてくれる彩り豊かな観光資源があります。
映画「フラガール」の舞台となったスパリゾートハワイアンズ(旧常磐ハワイアンセンター）。
蒼井優さんのダンスとしずちゃんの怪演が話題になりましたね。
白河関跡と白河小峰城の史跡に白河ラーメン。
ラーメンと城好きには堪らないっス！
磐梯山に安達太良山。登山好きにも堪らないっす。
そして会津若松といえば幕末維新にかけて会津藩の闘争と歴史。その数々の遺産。
司馬遼太郎マニアのノビ隊長にはたまらんでしょう。
フヘヘ。
そのほか、磐梯の絶景や猪苗代湖の優美な湖面。
開通した只見線を伝って行く南会津の豊かな自然風景など見どころは満載であります。
グルメもやっぱり豊富です。
特にラーメンは押さえておきたいところ。先に触れた白河ラーメンに、全国区の知名度になった喜多方ラーメン。会津若松にも会津ラーメンなるものがあります。
そのほか福島餃子、グリーンカレーにカレー焼きそばの地元ソウルフード。ほかの地方のグルメにもあったりしますがソースカツ丼や蕎麦、馬刺しなんかも有名です。
そしてわっぱ飯に、果物を使った豊富なスイーツ群。
新幹線の中で執筆していますが、すでにお腹が限界です。
会津若松に着いたらメシですね。花より団子、観光よりグルメです。
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郡山からいざ白虎隊ゆかりの地会津若松へ
郡山に到着。
ここから磐梯西線というローカル線に乗り換え、会津若松市内に向かいます。
2両編成の小さな電車。これが郡山と会津盆地をつなぐ貴重な鉄道です。
電車に揺られているうちに雨が降ってきました。うーんこれは雨天観光になるかもな。
そしてあっという間に会津若松に到着。
初めまして白虎隊の方々。そしてこんにちは赤べこ。
会津若松に着いた途端なんと晴れてきた。持ってんな俺。
旅先晴れ男の面目躍如。
「まちなか周遊バス」という市中観光バスが出ているのでそれに乗ることに。
バス観光案内所で1日フリー乗車券を購入する。通常一回あたりの乗車はどんだけ距離を乗っても一律210円と安いのでどうするか迷いましたが、
600円のフリーパスだから3回乗れば元を取れるな。
一部観光施設の割引にも使えるのでトータルかなりお得になるっス！
そう、特に必ずこの２つは行っておきたいという
鶴ヶ城と
飯盛山。
このフリーチケットを見せればかなりお安く複数の施設を利用できるはず。
そして「まちなか周遊バス」は2種類。
市内を時計周りに回る飯盛山側から攻めるあかべぇ。
反時計回りに七日町通り側鶴ヶ城方面に攻めるハイカラさん。
自分は後者の鶴ヶ城から攻めることに。
やっぱり会津攻防戦の主戦場は外せない！
規模としてもやっぱりメインの観光施設ですしね。それにあかべぇは1時間毎の巡回、ハイカラさんは30分ごとの巡回でフットワークが違います。
時間調整によっては行ったり来たりも可能になるので時間管理は必須。
ハイカラさんに乗って他の観光客の方達と一緒に揺られ鶴ヶ城北口へ向かいます。
雰囲気のある入口を伝っていく。もうほぼ完全に晴れたな。
向かう途中の道にお土産屋やレストハウスがあったので城内を見て回る前に腹ごしらえをすることにします。
地方ローカルフードの定番、ソースカツ丼。
長野の伊那も確かソースカツ丼が代表グルメでしたがこちらも負けずに美味い。
腹ごしらえが済めばあとはただ城内観光という戦場に向かうべし。
真っ白に輝いた立派な天守閣が見えてきました。
- 運賃1回につき210円（小人110円）
- 一日フリー乗車券大人600円。小人300円。当日何度でも乗降可能。
- 「あかべえ」と「ハイカラさん」の2台運行。
- あかべえは会津駅から飯森山方面に時計回り、
- ハイカラさんは会津駅から七日町通りをへて鶴ヶ城方面へ反時計回り。
- あかべえ：30～60分間隔（始発6：45～最終16：15）
- ハイカラさん：30分間隔（始発9：30～最終16：30）
- 一周所要時間：約一時間。
- ルートは一部を除いてほぼ同一。
- ☎0242－22－5555（会津バス若松営業所）
縛りなしWi-Fi
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戦禍で朽ち、再び蘇った白亜の城「鶴ヶ城」
鶴ヶ城は戊辰戦争の激しい攻防の果てにボロボロになり1874年にはオリジナルの城は取り壊され、今の天守閣が再建されたのは昭和40年。
その後も周辺の建造物を復元して現在の鶴ヶ城となりました。
会津若松城とも呼ばれることもあります。
城内など一部は有料ですが公園化された庭内は自由に入ることができ、美しい城を外から見学することができます。
天守閣の入場チケットを売り場にて購入。その際バスのフリーチケットを提示すると割引料金で入場できるので忘れずに。
復元した全国のお城の多くは城内が真新しい博物館、資料館として最初から設計されていることが多く、この鶴ヶ城も歴史博物館として洗練された作りになっています。
館内の刀剣を展示してある部分からは撮影禁止でした。
しかしさすがかつて薩摩藩とともに武で鳴らした会津藩。刀剣や武具の展示品がかなり残って展示してありました。
それとともに流れるように戊辰戦争、鶴ヶ城攻防戦の顛末を資料と展示品を交えて解説してあってとてもわかりやすく、最後まで面白く見て回ることができて幕末マニアには堪らない資料館となっています。
津田梅子と留学同期の山川捨松もこの藩の出身だったなそういえば。
彼女や兄弟の浩、健次郎などのエピソードなども詳しくまとめられているので必見です。
記念にお土産の手ぬぐい、キーホルダー、ステッカーを購入。
- バス停鶴ヶ城入り口からすぐ。
- 天守閣入場券410円。茶室麟閣共通券520円。
- 8：30～17：00（最終入館16：30）
- 無休。
- 駐車場360台（2時間300円）
- ☎0242－27－4005
会津観光のメイン鶴ヶ城から観光のデザート飯盛山へ
ゆっくり公園内も見て回りたいが、バスの乗り継ぎの時間を考慮しなくてはなりません。
急げ急げ！ハリーアップ！
んも〜、アラフィフのおっさんは足が動かないのよ。
ノビ、案の定バス逃す。
・・・・・・・・・（怒
・・・・・・・・
逃してしまったものは仕方ない。引き返して、
ヤケクソ白桃ジェラートを食らいます。とっても美味しい。
こんなことならちゃんと茶室麟閣も見ておくべきだった。お抹茶堪能できたのに。
30分たっぷり休憩して再びハイカラさんバスに乗り込みます。目指すは飯盛山。
20分弱くらい乗車し、目的地に到着。
会津藩白虎隊、悲劇の物語の舞台である飯盛山に来ました。
入り口に立ち、見上げるとなかなかの急勾配。
エスカレーターのスロープが有料でありますが、使用しません。ハイカー舐めんなよ。
今年一回しか山登りしてないじゃないですか。
ブログに夢中でして・・・・・・・
この小山で少年兵達が無念の最後を遂げます。
山頂に白虎隊19名の慰霊碑と墓があり、この飯盛山を周回してお参りをして彼の英霊を忍ぶという場所です。
合掌。
このご正規ルートを辿ると自決した池の方面に向かいますが、とりあえず今回は置いておいて、
飯盛山の名物建造物さざえ堂を見物したいと思います。
このさざえ堂の特徴は
「登りも下りも階段がない。一度通ったところは二度と通らない」
という螺旋型ののぼり下りの板張りの坂になっています。なんだか面白い。
こんな感じ。いろんなお札が貼ってあるのも特徴的です。
天高し ピサの斜塔と さざえ堂
なんと大気な心意気。
下へ行くと白虎隊士 引揚の洞穴と書かれた用水路があります。昨日大雨だったようでかなりの水の量です。
厳島神社を下り、その脇道から白虎隊記念館へ。
ここもフリー乗車券の提示で団体割引相当の割引が受けられます。市中観光はこの手の割引チケット侮れません。
フル活用すればトータル飯代一食分ぐらい浮くっス。ぜひ活用してくださいっス！
館内は全て撮影禁止ですが、飯盛山や鶴ヶ城攻防の顛末の様子をジオラマを用いて解説していたり戊辰戦争の関係資料や展示物なども多数閲覧することができます。
時間が決まっていますが白虎隊のドラマをアニメ化したものも上映していました。時間があったらぜひ見てみてください。
お土産物屋でお土産を購入、赤べこキーホルダーを買ってみる。赤べこ飴も購入。
- バス停飯森山下からすぐ。
- 散策自由（施設や店舗は営業時間がそれぞれ異なる）
- 市営駐車場利用８０台（無料）
- 会津さざえ堂：拝観料400円。8:15～日没。無休。
- ☎0242－22－3163
- 白虎隊記念館：入館料400円。9：00～16：00（入館30分前まで）
- ☎0242－24－9170
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突如大雨のエンカウント。今夜の拠点へ退避し観光戦略の見直しへ
まだ多少時間がありましたが、ちょうどバスが来たのと休憩をしたかったので一旦会津若松駅へ戻ります。
バスターミナルのcafé&Shopでコーヒーフロートを注文（写真を忘れた）。ここもフリーチケット提示でドリンク20％off。
まったり休憩中突然大雨ががががが。
すげーよあんた。旅運だけは持ってるな。
ちょうど最低でも回りたい2ヶ所を回ることができた後天気が崩れました。天気ギリギリ持ってくれてよかった。
たっぷり休憩後、この日泊まるホテルに直行。
安定の東横イン。どこで泊まっても東横イン。
実家のような安心感。
いつ泊まっても価格もほぼ変わらないフルフラットなホテルチェーンっス！
さて、天気が今夜夜半にかけてかなりの大荒れが予想されるとのこと。
本当はチェックイン後会津若松の街をグルメ探索する予定だったんだけれども。
七日町通りも見に行きたかったのに。
うーん。
戦略の練り直しを余儀無くされてきました。
後編へ続く。
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